都営バスの車窓から。
学生時代や社会人になってからも、路線バスが生活に絡む場所に住んでいなかったので、今でもまだ少し路線バスの利用に不安感がある*1。電車であれば線路があるところにしか行かない、つまり行き先が地図上で予想ができるんだけど、バスは道路を走るのでそういった予想が利かず、路線や系統によって途中で分岐することもあって複雑というイメージも持っていた。でも、台東区に引っ越してコミュニティバスや都営バスを利用するようになって(図書館との行き来や浅草方面への移動に便利)、今では慣れてきたと思う。それに、バス停名は町名・旧町名やローカルなランドマークが使用されているので、路線図を眺めていて楽しいというのもある。最近雑誌で見かけるようになった「奥浅草」も、以前からバス停名として存在していた*2。
そういえば引っ越してすぐに、タモリ倶楽部で「こんな路線が欲しかった!都営バス『下鉄系統 鉄道神社前』行き」(2013年3月2日)というテーマの放送があったのを思い出した。調べてみると、しっかりとまとめられたブログやGoogleマップが出てくる。この回では、泉麻人さんが想像した路線図を、都営バス全面協力のもとで実際に走ってみるもので、上野公園の下町風俗資料館の辺りから入谷、両大師橋、千駄木、日暮里、熊野前などを経由し、田端にある鉄道神社へ向かう路線が設定されていた。新しく住み始めた地域が取り上げられたことで、一気にこの街が好きになったことを憶えている。
旧町名やローカルなランドマークの名前が採用されたバス停は、とても生活に近いところにあるのかもしれない。バスの車窓は、電車のものとはまた違った感じがする。建物や歩行者の近くを走ることが多くて*3、電車よりももっと生活の中を走っている感じがするのかもしれない、と想像した。
2023W41
2023W41 (2023-10-09 / 2023-10-15)
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半日ほどフリーだったけどゲームしなかった。