はせる

は・せる、馳せる

マッチデイ(2022W38)

 今週はTリーグの観戦に行って来た。

2022W38 (2022-09-19 / 2022-09-25)

 「木下アビエル神奈川」のアリーナ立川立飛での3連戦、初日にあたる金曜日のチケットプレゼントに妻が当選し、「トップおとめピンポンズ名古屋」との試合を観戦した。

tleague.jp

 Tリーグのルールは今回初めて知ったので、自分なりにまとめたメモを残しておく*1
 試合は基本4マッチで、第1マッチが3ゲームのダブルス、第2から第4マッチまでが5ゲームのシングルス。第4マッチ終了時点でマッチカウントが同点であれば、ビクトリーマッチとして1ゲームの第5マッチが行われる。第1から第4マッチまでは事前に出場選手を決めて発表し、第5マッチまでもつれた場合はその場で出場選手を決める。試合に勝利すれば勝ち点3、4マッチ全勝なら勝ち点4、ビクトリーマッチまで進めば負けても勝ち点1、を獲得する。
 年間の順位はその勝ち点合計で決まり、同点の場合は得失マッチ数なども考慮するので、第4マッチ前に試合が決定していても蔑ろにはできない仕組み。なかなか面白いルール。

 木下アビエルには石川佳純選手と平野美宇選手が所属していて、チームメイトの木原美悠選手、長崎美柚選手は今年の世界卓球の代表に選ばれている。張本美和選手、梅村優香選手は出身が東北で、そこも推せるポイント(しかも梅村選手は青森県出身なんだけど、この3連戦はベンチ外だったみたい。活躍が見たい。)。

 この日の試合では木下アビエルが第1(石川・平野)、第2(平野)を落とし*2、第3(木原)、第4(長崎)と取ってビクトリーマッチにもつれ込み、第5(木原)も木下アビエルが取り、逆転で勝利。1セット勝負のビクトリーマッチはヒリヒリ感がすごかった。

 卓球は元々好きで(水谷隼選手が活躍するようになってから)、世界卓球やオリンピックがある度にテレビで見ていたけど、直接の観戦となるとまた人生で初。しかもTリーグはなんとなしにスポーツニュースで目にするぐらいだったので、ルールを知り実際に観戦した今はすごく興味が湧いている。妻が引き当てたのは2回自由席だったけど、肉眼で選手の顔や表情が見える程に近くて、さらにアリーナ席は相撲の砂かぶり席ぐらいの近さだったので、どのぐらいの迫力になるのだろうか。2階自由席であれば、チケット3枚で1万円行かない程度なので、これは継続して観に行ってもいいな、と思った。

 あと、この日の第2戦ぐらいから1階アリーナ席でオードリー若林が観戦していた、とANNで知った。石川選手のことを尊敬しているのはもちろん知っていたんだけど、観戦に来ているとまでは全く想像していなかった。予期したところでなにもできなかったとは思うけど(リトルトゥースTシャツは持っていないし、しかもこの日は「OVER THE SUN」のTシャツを着ていた)、同じ空間にいただけでなんだか嬉しいし、明日への糧になる出来事だった。

*1:これも文章修行。

*2:平野選手は帰国してすぐで、調整が間に合わなかったのでは、というようなことを監督が試合後のインタビューで言っていた。

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特別な1日、特別な90分(2022W37)

 今年はスポーツ観戦に縁があるようだ。

2022W37 (2022-09-12 / 2022-09-18)

 息子が野球を好きになって、プロ野球を人生で初めて球場で観戦したのが今年。テレビで見るのとは違う視点での観戦であったり、球場の雰囲気、球場という建物の良さも感じた。それを受けて、息子は一応習い事としてサッカーもしているし、私自身もサッカー部出身なので、サッカー観戦もいいんじゃないか、というところでFC東京の試合チケットが当たった。以前サッカーの試合をスタジアムで観戦したのは……と記憶を巡ると、部活をやっていた頃にチケットをもらって部員何人かで行ったような記憶が掘り起こされるので……30年ぐらい前? ほとんど憶えていないので、今回が初めてといっても差し支えないぐらいに記憶がない。

 FC東京味の素スタジアムをホームとしているところ、今回はイベントとして国立競技場での開催で、特別演出*1*2として花火も上がった。試合はFC東京が前半に1点*3、後半に1点*4という結果。ホーム側、ゴールの斜め後ろから眺めるバック席だったので、俯瞰で全体を見ることができたし、ゴールも奥側、手前側と両方見られて良い体験だった。

 FC東京は以前からファンというわけではないけど、Jリーグは試合ごとに動向をチェックしていて、東京のチームなので割と気に掛けていた。今回こういう縁があったので、もうちょっと肩を入れてもいいかもしれない、と思った次第。
 あと、マスコットである東京ドロンパのかわいさを息子にプレゼンしたかったんだけど、それについてはまたの機会に。*5

 ただ、座席間隔の余裕のなさは野球もサッカーも(もっと言えば映画館や劇場だって)共通して狭いのが確認できた。これはチケットにお金を積めば解決できる*6のだろうけど、そこまで熱くなってはいないのだよな。という所感。

*1:FC東京【公式】🔜10/1(A)鹿島戦 #LIFEwithFCTOKYOさんはTwitterを使っています: 「🔵🔴 #ThisisTOKYO 本日、クラブ史上ホーム最多来場者数となる50,994人のお客様に #国立競技場 に足を運んでいただきました🔵🔴 クラブにとっても特別な1日になりました。 みなさまにとって特別な1日になりましたか? 大きなサポート、本当にありがとうございました🤝🔵🔴 #YNWA #fctokyo #tokyo https://t.co/TdKIKGOTIX」 / Twitter

*2:FC東京【公式】🔜10/1(A)鹿島戦 #LIFEwithFCTOKYOさんはTwitterを使っています: 「🔵🔴 #ThisisTOKYO #国立競技場 での演出、スタメン紹介から円陣まで繋ぎました!!🙌🔵🔴 #fctokyo #tokyo https://t.co/DDTSUfgoxE」 / Twitter

*3:FC東京【公式】🔜10/1(A)鹿島戦 #LIFEwithFCTOKYOさんはTwitterを使っています: 「🔵🔴 #TodaysGoal #ThisisTOKYO 凄いという言葉しか出ない #レアンドロ 選手のスーパーゴール!!👏👏👏🔵🔴 #fctokyo #tokyo https://t.co/CvJMO6mliS」 / Twitter

*4:FC東京【公式】🔜10/1(A)鹿島戦 #LIFEwithFCTOKYOさんはTwitterを使っています: 「🔵🔴 #TodaysGoal #ThisisTOKYO #三田啓貴 選手のシュートのこぼれ球をしっかり狙ってアダゴール!!🙌🙌🙌🔵🔴 #アダイウトン #fctokyo #tokyo https://t.co/viW9vG467f」 / Twitter

*5:東京ドロンパ、稼働はしているけど、東京ドロンパ自身が発信するというような活動、例えばSNSとか、はもうしていないんだろうか?

*6:イースタンリーグではあるけど、妻と息子は東京ドームのエキサイトシートを経験済み。

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認知を形作る読書(2022W36)

 たくさん読めばいい、ってもんでもないけれども。

2022W36 (2022-09-05 / 2022-09-11)

 図書館を利用するようになったり、息子が借りてきた絵本を拝借して読んだり、ラジオで聞き知った本を興味本位で読んでみたり、自分の読みたい範囲以外からも多く本を手に取るようになった。

 今週は『九月、東京の路上で』を読了した。毎年9月になると宇多丸さんがこの本のことに触れ、調べると最寄りの図書館にあったので早速借りた。感想にも書いたように、元々「関東大震災朝鮮人虐殺事件」を否定する立場ではなかったけど、読んだあとには「あった」ことに間違いはなく、その上で、これまで想像していたよりももっとずっと惨たらしいことが当時あったのだと思うようになった。

 これは、当時の社会状況によって醸成されていた民衆の感情が震災によって『群衆心理』として働いたものであろうし、レベッカ・ソルニット著『災害ユートピア』から「エリートパニック」という言葉も引用されており、どの階層の人々も等しく流言によって惑わされ理性を失いうることを痛感した。

 ここ数年の読書で得た言葉や知識などが、別な本の内容と繋がってさらに広がりを感じるような読書体験をここのところしている。これは、読書によってだんだん『認知』が形作られて、それによって見えてくる道を無意識的に辿っている、ということのような気がする。辿り着く先が明るい場所だといいな。

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身体に馴染む運動(2022W35)

 信濃町から神宮外苑へ。

2022W35 (2022-08-29 / 2022-09-04)

 息子は本当に野球が好きみたいで、他にも区がスポーツ振興でやっている水泳やサッカーの教室にも参加している。どれも楽しいらしい。

 私は体格は大きいんだけど(177cm、72kg)、スポーツが得意という意識はなく、長く経験のあるサッカーと陸上競技は人よりちょっとできる、ぐらい。大人になってから身体を動かして楽しかった記憶は、自転車(クロスバイク)で陣馬山和田峠を登坂した(十数年前、自宅阿佐ヶ谷との往復で120kmぐらい走った)ことが最初に思い当たる。さらに言えば、スポーツをするなら、どちらかというと団体競技より個人競技の方が好きな傾向にある。

 野球は高校生のときの体育で(そのときはソフトボールだったけど)苦手意識が植え付けられ*1、以降、やらなくていいならやりたくないスポーツとして数えていた。正直「親子でスポーツ(野球)を楽しもう!」というイベントの話が妻から来たときは断る方向に会話を流した。息子の希望ということで気力を奮ってOKとしたけど、野球をやるということにこの歳になってもビクビクしてしまったのである。

 スポーツとして野球を観戦するのはいつ頃からか楽しくなった。野球をやることも、息子となら楽しくなるだろうか。

*1:逆光のフライはどうやってボールを追うんだよ!とか、教えてくれないことばかりで「やってみよう」では嫌にもなる。

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未知の自分(2022W34)

 自己に未知の部分があるのならば。

2022W34 (2022-08-22 / 2022-08-28)

 土曜日、日本科学未来館の特別展『きみとロボット』に行ってきた。ロボットの定義や概念、開発の歴史と現在・未来を考える内容。
 展示の後半で、「いのちって、なんだ?」として、ロボットが発達していく中で、人間の命や心について改めて考えてみる、というセクションがあった。心をロボットで再現できるようになったり、死後にAIやロボットによって発言や行動をさせられることについて、自分ならどう思うかを考えるように促す哲学的なセクション。

 自分の心をコンピューターやロボットに移植できるようになったら、それは「もう一人の自分」なのだろうか。展示の中では、モーフィング技術を使って自分と他人の顔を推移させて、どこまでを自分の顔と認識するか、というアンケートを取るものもあった。顔は違っても、もし、心が自分ならどうだろう。『どこまでが「わたし」か?』という質問は、顔だけではなく心のことも含めて考えてもいいかもしれない。

 「ジョハリの窓」という自己分析などに用いられる考え方がある。

自己には「公開されている自己」(open self) と「隠されている自己」(hidden self) があると共に、「自分は知らないが他人は知っている自己」(blind self) や「誰にも知られていない自己」(unknown self) もあると考えられる。

ジョハリの窓 - Wikipedia

Johari window ja.png
ジョハリの窓
ja:User:Zero~jawiki - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 自分の心がコンピューターやロボットに移植≒コピーされたとしたら、「私以外私じゃないの*1」ではないけど、自分とそのコピーとのやりとりの中で「自分にはわかっていない自己」の部分の大小によって、それが「自分」であることに疑義が生じる可能性があるのではないか。
 ……ああ、でもこの論じ方だと「自分であることを認識できていない」ということで「実際は自分」なのか。「自分であると認識はできないが、それは自己のコピーである」というのは「自分」としていいんだろうか……いや、でもそれは「自分にはわかっていない自己」と何ら変わりないとも言える……?

 今週はここまで考えました。

 関連して、今般の宗教への知見を広める中でトーマス・メッツィンガー著『エゴ・トンネル――心の科学と「わたし」という謎』という本を知り、これを読んでみたいんだけど、最寄りの図書館にはないのだな……マーケットプレイスでも7,000円弱……

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