はせる

は・せる、馳せる

2026-236 すばらしい新世界

 2026年8月24日、月曜日。晴れ。

 土曜日に『杉本博司 絶滅写真』*1を観に東京国立近代美術館へ行ってきたことを反芻している。妻と息子がデーゲームを観戦しに行く日だったので、会期終了が迫っていたし今日行かなかったらいつ行けるかなど、いろいろ算段の上「えいや!」でチケットを取って行ってきた。
 杉本博司に関しては、劇場シリーズを見て興味を持ち、図書館で借りられる本や写真集はいくつか手に取っていた。「時間・光・記憶」と題された第1章といい、「自身の中で写真をどのように据えているか」に近しいものを感じていたんだけど、今回の展覧会で海景のルーツにアニミズムがあることや、能を書いて舞台にかけていたことを知って、近年の私の関心領域にも関わっていたことに「おぉ……(awe)」と思った*2。なんかこの体験は、単体で記事にしたいという欲がある。

 丸善お茶の水店に寄って、ハクスリーの『すばらしい新世界』を探す。2013年発売の光文社古典新訳文庫のもの*3と、2017年発売の「新訳版」とされるハヤカワepi文庫のもの*4があって、ぼんやりと「今買うなら新訳版かな?」と考えていた。両方手に取って内容を比較してみると、光文社古典新訳文庫の方は注釈あり、ハヤカワepi文庫の方は注釈なしという大きな違いがあった。表紙など総合的に判断して、光文社古典新訳文庫の方を選んだ*5*6
 『すばらしい新世界』、9月の『100分de名著』の題材なので……なっ! 調べたらテキスト*7の発売が明日であった……調べておけば効率よく回れたなぁ……

 『「1日を追いながら振り返る文章」を箇条書き程度に収めてもいいのでは』と書いたけど、「1日を追いながら振り返る文章」がもたらすものを考えるに至った。それは、その考えが、どういったタイミングや経緯で湧き起こったものなのかも含めて、文章にしようとするということ。手書きのメモに残っていればまあいいかと思えるのだが、メモはメモしたい事柄だけをメモしているので、そういう要素は含んでいない。そうなってくると、割かし大事な時間なのかもなと思えてくる。

*1:杉本博司 絶滅写真 - 東京国立近代美術館

*2:図書館で借りて読んでいたのは2021年のこと。当時はまだ思想や信仰への興味はほとんど芽生えていなかったし、能はわからんと思っていた。

*3:すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫 Aオ 2-1)

*4:すばらしい新世界〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

*5:光文社古典新訳文庫の方に『100分de名著』の帯がついてたからなんとなく勘づいていたけど、Xの方で光文社古典新訳文庫のアカウントが番組で引用されていることをポストしていて、こっちを選んでよかったと思った。

*6:Xユーザーの光文社古典新訳文庫さん: 「公式テキスト内、番組での引用には、 光文社古典新訳文庫版『すばらしい新世界』(黒原敏行訳)が使用されています! 電子書籍版は弊社刊のみなので、そっちもぜひ!」 / X

*7:ハクスリー 『すばらしい新世界』9月 (NHKテキスト)

2026-232 思考ログ

 2026年8月20日、木曜日。晴れ。上弦の月。

 昼スタバ。最近はカフェラテではなくカプチーノにしている。冷房がまあまあ効いているのでホット。

 今なにをしているか。『会話の0.2秒を言語学する(水野太貴)』の写経である。お盆前ぐらいから、『ちいかわ 人魚の島のひみつ*1』の所感*2、『ミニオンズ&モンスターズ*3』の所感*4、『なぜあなたの感想はふつうなのか 独自の視点で語る技術(大島育宙)』の所感*5、『今森茉耶 1st写真集 恋がはじまる』の所感*6*7と、コンテンツのインプットに対するアウトプットはあるんだけど、自分の内からのアウトプット(日記や週報のこと)は進んでいない。自戒の念。

 A6ノート(サッと出して適当に書く)とA5ノート(読書メモ、写経、思考)の運用が廻っており、それもあってアウトプットに繋がっているような気がする。『なぜあなたの感想は~』も一役買っていると思う。
 ぼんやりと思っていたことだけど、今回書いているような思案したり思索を深めるような文章を書き出すようにしたい。手書きでもタイピングでも、書き始めればなにかしら考えが進む。もちろんたいして進まないことも、行き着いた先がどこかわからなくなって元の場所へ戻ってくることもあるけど、移動距離ゼロよりはいいかと考えることができる。その上で、この「日々のこと」で純日記的に書いている「1日を追いながら振り返る文章」を箇条書き程度に収めてもいいのでは、と考えているんだけど、これはこれでいい部分もあるのよね。ということで調整中。

 なんか最近、私って結構境界を踏んでるよな、と思っている。マナー的な話で「敷居を踏まない」というのがあるけど、家の中だけでなく、道路上でも縁石というか車道と歩道の境界になるブロックとか、自動ドアのレールなど、踏んだものは多岐にわたる。これは「踏みに行く」のか「気がついたときには踏んでいる」のかでもちょっと違うんだろうけど、いずれにせよ踏んでいることは確認済み。「踏まない方がいいかなぁ」と思い始めてから、よく踏んでいるような気もする。

2026-231 青

 2026年8月19日、水曜日。曇り、晴れ。

 出勤時、駅に向かう途中で、イヤカフイヤホンを装着しようとケースを見ると、片方を落としていることに気づいた。家の中ならまあいいけど、ここまで歩いてきた途中であれば最悪だなぁ、と思いながら戻って横断歩道で立ち止まると、向こう側の車道上にそれっぽいものが落ちているのが見えた。横断歩道を渡るときに走ったからか。まあまあ車通りの多いところなのでヒヤヒヤしながら見守って、青になるのを待って食い気味に渡り始めて回収。踏まれておらず、動作する。よかった。

 実体のセミ、今朝は11匹を目視。暦の上ではもう秋なのだが、夏が盛り上がっており、躁状態*1

 青葉坂46発足のお知らせに触れていろいろ考える。Xの夜櫻さんによる図解ポスト*2がわかりやすいのだが、この図解の一個前のバージョンで「青葉坂46」の前身として「坂道研修生」制度を置いたものがある。青葉坂46は1年間限定の活動ということなので、活動終了後は各坂道グループに配属されたり、活動辞退したりという感じになるんだろうから、私もそういう理解をしている。名前がついたってことは定期的にやっていくプロジェクトなのか、配属希望は満たされるのか、偏りがあったらどうするのか……とか、いろいろあるけど今はなんもわからんね。みんなハッピーになってくれ。

 昼。お腹空いたのでバーミヤンへ。「豚肉玉子炒め大盛りご飯のお得丼」。

 今週の青春アドベンチャーが『華氏451度*3*4』ということで、思わずツイートしてしまいました(©東京ポッド許可局)。ディストピアものに初めて触れたのがなんだったかは憶えていないんだけど*5、トリュフォーの映画『華氏451』*6はかなり好きなので早速聴く。原作読めよ、という状況なのはわかっている。

x.com


 退勤、丸善丸の内によって同時発売した『シテの花』6巻*77巻*8を購入。終わっちゃった……。今日は特に店内をうろうろせず、神田駅まで散歩。
 買い出しして帰宅、家事諸々、妻と『水曜日のダウンタウン』を見ながら雑談しつつマッサージして、ひとりの時間へ。『あちこちオードリー*9』『勝手にテレ東批評*10』などを見て就寝。

*1:酒井駒子さんの表現を拝借。

*2:Xユーザーの夜櫻(おせっかい先輩)さん: 「色々修正したらこうですか? https://t.co/flBHAqKEbL」 / X

*3:華氏451度 - Wikipedia

*4:『HTTP 451、またはエラーメッセージ Unavailable For Legal Reasons(「法的理由により取得不能」の意)』というHTTPプロトコルのエラー・ステータスコードがあることを初めて知った。しかもその由来が「華氏451度」の「451」である。HTTP 451 - Wikipedia

*5:DVD買うまで行ったのは映画『リベリオン』で間違いない。

*6:リメイクのテレビ映画の方は、いい点が無くはないんだけど、そんなにだった。

*7:シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- (6)

*8:シテの花-能楽師・葉賀琥太朗の咲き方- (7)

*9:テーマは「諦めたことを発表」で、相席スタート・山添、ちょんまげラーメン・きむ、お見送り芸人しんいち。きむがパパ友となに話していいかわからんと涙するほど訴えていた。それは別に芸人だけの話じゃないと思うんだけどな……私もすごく共感する。

*10:ゲストは甲斐よしひろ。ヤーレンズ栖原について「短ランジャケットが不可解でチャンネル変えちゃう」という発言など。面白い人。

夏季休暇ダイジェスト2026

 お盆明け、お疲れさまです。今年は有給休暇を使わずに7連休で、実家への帰省は見送り。逆走台風*1や令和8年8月千葉豪雨*2によって災害も発生して、心安まる休暇という感じではなかったと思う。それでも、家や近所だけで過ごしたのは2日間だけで、妻と息子について行くことで完全引きこもりという感じにはならなかった。家にいる間も妻と息子が一緒で、ひとりの時間が夜だけというところは通常営業に近かったかもしれない。

 夏季休暇はすべてW33というカレンダーである。

2026-219 ヒトハとフタバ

 2026年8月7日、金曜日。晴れ。二十四節気の立秋*1*2

 お昼。スタバの様子を覗くとめちゃ混んでいたので、お腹の空き具合も鑑みてバーミヤンへ。担々麺。

 『能十番:新しい能の読み方』の感想をまとめようと今週はずっとやきもきしており、今週これまでの日記を飛ばした。日記につらつらと書き残していたものと、新たに書き加えたものとをまとめて結構なボリュームになったけど、いつも「これは感想か?」という感覚がある。でもま、いいか。感想書いて終わり、じゃなくて、まだ続いていくという感覚である。

booklog.jp

 早々に退勤。アクアパーク品川と品川プリンスホテルの宿泊がセットになった体験に妻と息子が行っているので、今日の夜は独り。前々からなにしようか計画を練って、結局TOHOシネマズ上野でちいかわの映画を観に行った。

 帰って、咳をしても一人。夜食を食べて、シャワーして、サクラミーツ見て、就寝。

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