2026年8月24日、月曜日。晴れ。
土曜日に『杉本博司 絶滅写真』*1を観に東京国立近代美術館へ行ってきたことを反芻している。妻と息子がデーゲームを観戦しに行く日だったので、会期終了が迫っていたし今日行かなかったらいつ行けるかなど、いろいろ算段の上「えいや!」でチケットを取って行ってきた。
杉本博司に関しては、劇場シリーズを見て興味を持ち、図書館で借りられる本や写真集はいくつか手に取っていた。「時間・光・記憶」と題された第1章といい、「自身の中で写真をどのように据えているか」に近しいものを感じていたんだけど、今回の展覧会で海景のルーツにアニミズムがあることや、能を書いて舞台にかけていたことを知って、近年の私の関心領域にも関わっていたことに「おぉ……(awe)」と思った*2。なんかこの体験は、単体で記事にしたいという欲がある。
丸善お茶の水店に寄って、ハクスリーの『すばらしい新世界』を探す。2013年発売の光文社古典新訳文庫のもの*3と、2017年発売の「新訳版」とされるハヤカワepi文庫のもの*4があって、ぼんやりと「今買うなら新訳版かな?」と考えていた。両方手に取って内容を比較してみると、光文社古典新訳文庫の方は注釈あり、ハヤカワepi文庫の方は注釈なしという大きな違いがあった。表紙など総合的に判断して、光文社古典新訳文庫の方を選んだ*5*6。
『すばらしい新世界』、9月の『100分de名著』の題材なので……なっ! 調べたらテキスト*7の発売が明日であった……調べておけば効率よく回れたなぁ……
『「1日を追いながら振り返る文章」を箇条書き程度に収めてもいいのでは』と書いたけど、「1日を追いながら振り返る文章」がもたらすものを考えるに至った。それは、その考えが、どういったタイミングや経緯で湧き起こったものなのかも含めて、文章にしようとするということ。手書きのメモに残っていればまあいいかと思えるのだが、メモはメモしたい事柄だけをメモしているので、そういう要素は含んでいない。そうなってくると、割かし大事な時間なのかもなと思えてくる。
*2:図書館で借りて読んでいたのは2021年のこと。当時はまだ思想や信仰への興味はほとんど芽生えていなかったし、能はわからんと思っていた。
*3:すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫 Aオ 2-1)
*5:光文社古典新訳文庫の方に『100分de名著』の帯がついてたからなんとなく勘づいていたけど、Xの方で光文社古典新訳文庫のアカウントが番組で引用されていることをポストしていて、こっちを選んでよかったと思った。
*6:Xユーザーの光文社古典新訳文庫さん: 「公式テキスト内、番組での引用には、 光文社古典新訳文庫版『すばらしい新世界』(黒原敏行訳)が使用されています! 電子書籍版は弊社刊のみなので、そっちもぜひ!」 / X