高いところは嫌いではないけれど。
東京ポートシティ竹芝のフリースペースをせっせと階段で上って、一番上の6階へ。そこから見下ろした写真が今回のアイキャッチに使っているもの。
高所恐怖症というのはどういうときに出てくるものか。そう診断されたわけではないけど、私も高いところが怖いと感じることがある。具体的には、上を目指して上っていくときにはあまり感じないけど、下を見て「自分が落ちる」というよりは「持ち物を落とす」ような想像をしてしまったときに、「ひぇ」と感じてそれ以降は怖さがつきまとう。
たまに「タンスの上ぐらいの高さが一番怖い」というのを聞くけど、たぶんそれは「落ちる」とか「落ちた」ということがどのぐらい具体性をもって想像できるかと言うことなんだと考える。つまり、実際に高いところに立って「落ちること」なんて想像もしない(ようにできる)人は、きっと高いところが平気なんだろう。
ということは、「やる前から失敗したときのことを考える」というのは、「失敗」の方へ引き寄せられていきそうな気がするけれども、これはつまり「やる前」のことであって、「やるとき」に「失敗」のことを考えなければ、事前に想像して対策やシミュレーションしたことは活かせるのかもしれない。
となれば、実行前ならばネガティブなイメージはしてもいい、と考えられる。