2024年3月6日、水曜日。雨、曇り。
妻の勧めで今週の『月曜から夜ふかし』を見る。「飲んだ人が最後に流れ着く飲み屋街の墓場を探してみた件」で鶯谷と浅草が取り上げられていたから。鶯谷では「ソイギンタ」から「Bar TAKUMI」へ。どちらも在住者なら「あー、あそこ!」となる。
先日インポートした2008年・2009年の記事はHTML記述になっているので、記述をマークダウンに置き換えたり、Flickrの埋め込みタグを最新のものに置き換える作業をした。フイルムで写真を撮りまくっていた時期であり、ちょうど今再び湧き上がっている写欲にも思考の面で向き合う時間にもなったと思う。ただ、英語を多用する記事タイトルや、時々ポエトリーのような文章だったり村上春樹の文体を真似たりオマージュした文章が出てくるので、「ううっ……」とか「うわぁ……」とか変な声が出る。
さて、では隙間の2010年、2011年はどこに行ったんだ、となる。Twitterである。Twilogに保存されているものを見ると結構更新している。ちなみにタグ手打ちで更新していた2003年*1*2のHTMLファイルも残っている。これらはどうしたらよいか、と思っている。先日インポートの際はWordpressのpostテーブルから必要な情報を抜き出してXMLを作ったので、同じようなことをすればよいのだが。
そうそう。今もシリーズとして用いている「記憶の書架」という言葉のルーツであろう記事があった。インスパイア元は村上春樹の『海辺のカフカ』だった……いや、忘れていたわけではないんだけれども。掘り起こしてみると村上春樹からの影響を受けたものが多々ある。『1Q84』以降は距離をとっているんだけど*3、またお近づきになれるときは来るだろうか。
当時は20代半ば。「言葉は簡単に伝わるのに、伝えるべき感情は簡単には言葉にならない」とか、得たもの失ったものについてとか、なんか極端に感傷に傾いている感じがする。まあ、いろいろあった時期であり、そういうのを経ての今である。
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過去の記事を読むのは自分のことを知る上でも楽しい。んだけど、ちょっと冷や汗も出る。2012年頃に「変態紳士」とか言っていたのは、あれは源さんの影響だったんだろうか……そうであってほしい。*4