日常のなかで立ち止まって考えること。
4月23日のTBSラジオ『Session』の19時台『Front Line Session』で、永井玲衣さんによる「友達ってどういうこと?」をテーマにした哲学対話を、興味深く聞いた。「哲学対話」は1つの結論を導き出そうというものではない。荻上チキさん、南部広美さん、永井さんの対話を聞いて、どういう関係が「友達」なのか、どうなったら「友達」なのか、それは人それぞれの程度があるんだろうなぁ、という気持ちを強くした。
同じ人との「友達」という関係の中でも時期によって関係性の濃淡がある、ということもわかる。私は今、全方位に対して淡い関係性なのだ、と考えれば、「今、友達がいない」とは言えないのではないか、と視線を一時的にずらせる(このままではよくない)。
私にとっての「友達」は、呼びかければ応えてくれる、呼びかけられれば応えたい、という人であるような気がする。連絡すれば返信をくれる、どちらかが一緒に遊びたいと思えば予定を合わせる、という感じか。だから「この人とはあんまり……」という印象なら、呼びかけようと思わないし、呼びかけられても応えない(はぐらかす)。これは、お互いの連絡先を知っていること、もしくは連絡手段がなくても頻繁に会う機会があること(行きつけのお店が一緒、とか)、が前提条件になる。そうでないと「知り合い」「知ってる人」なのかもしれない。
友達に連絡を取りたくない、わけではない。誰かと遊びに行きたくない、わけではない。夫婦や家族でいる時間に重きを置いていただけである。連絡をしてみて、応答がこなければそれまでである。
こうやって考えていると、近年疎遠な友達に、めげずにこちらから連絡取れそうな気もしてくる。
2024W17
2024W17 (2024-04-22 / 2024-04-28)
今週のうたかた
22日 月曜日(2024-113)
23日 火曜日(2024-114)
24日 水曜日(2024-115)
25日 木曜日(2024-116)
26日 金曜日(2024-117)
27日 土曜日(2024-118)
図書館
最近はじっくりと本を読むようになったので借りる本は少なめ。返却したあとに図書館の中をゆっくりと巡る。志村けんのエッセイを見つけて魅力を感じるもまた今度にして、『文學界』『文藝』のエッセイ・対談を読もうと借りる。
28日 日曜日(2024-119)
身近な場所で“虫”を探してみよう!@港区立みなと科学館
許可を得て、近くにある青松寺の境内で虫探し。まだカブトムシなどの昆虫の時期ではないので、アリ、アメンボ、ダンゴムシと空中を飛ぶアゲハチョウばかりだった。そんな中、アリジゴク*1の巣を見つけたのは私です。
NHK放送博物館
愛宕山の上にあるNHK放送博物館へ。妻とは世代がほぼ一緒なので「おかあさんといっしょ」の見ていたキャラクターの話とかが合う。
帰りは浜松町まで歩いてJRで日暮里へ。
今週のエンタメ
ドラマ『夢中さ、きみに。』
今週の覚え書き
今週のはてな
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*1:ウスバカゲロウの幼虫。砂、砂丘、砂漠といえば、というようなフォルムだと思う。ラーメンズの影響で『スターシップ・トゥルーパーズ』とも繋がっている。 - ウスバカゲロウ - Wikipedia