はせる

は・せる、馳せる

影絵のアリス(2023W28)

 劇団かかし座の影絵劇『ふしぎの国のアリス』を観た。

2023W28 (2023-07-10 / 2023-07-16)

 台東区の図書館主催で、整理券を取得できれば無料のイベント。当日まで演目がなんなのかを知らずにいたので、「アリスやるのか……」と呟いた途端、妻に「興味ないのかよ」と揶揄されたんだけど、そんなことはないです。

 演者さんは3人。アリスの衣装を着た人と、道化師の衣装を着た人が2人。この時点では「進行役としての道化師はまあわかるとして、影絵なのにアリスの衣装を着ている」ということが気になっていた。劇が進行していくと、その答えがわかる。以前家族で観劇した別の劇団の影絵では、投影されるスクリーンの裏側は暗幕で区切られていたんだけど、劇団かかし座の公演ではスクリーンの裏側も見える舞台になっていた。道化師の2人は衣装を変えて時計ウサギや帽子屋*1なども演じる。スクリーンの前後を行き来しながら、それぞれ生身でキャラクターを演じるパートがあって、歌もダンスもある。「影絵劇」という枠に収まらないエンターテインメントだった。
 舞台から、演者さんたちがどのような動きで影を作っているかというのを見てもらおうという意図がなんとなく伝わってくる。だからその動きも意識されていて、音楽に合わせて3人で影を作り出す様子がダンスのように美しいと思った。

 演目としての『ふしぎの国のアリス』も、大きくなったり小さくなったりするのはそもそも影絵と相性がいい。チェシャ猫が消えたり現れたりするのも、レフ板サイズの手持ちスクリーンを動かして光に当てたり外したり、前後に移動させたり、「スクリーンに当たらない光は見えない」*2ということを上手く使って表現されていて、この演出には「エウレカ!」と叫びそうになった。

 思いがけず良い刺激を受けて帰ってきた。ほくほく。

 以下は影絵劇『ふしぎの国のアリス』の特設サイトとダイジェストムービー。劇団かかし座では『影絵女子』というユニットもあるみたい。

alice113060923.wordpress.com youtu.be


2023W28

2023W28 (2023-07-10 / 2023-07-16)

今週のうたかた

10日 月曜日 (2023-191)

blog.ymmtdisk.jp

 アニミズム的な自然宗教、オードリー。

11日 火曜日 (2023-192)

blog.ymmtdisk.jp

 サンダルをほとんど履かないことについての言い訳。

12日 水曜日 (2023-193)

荒木町の高低差

13日 木曜日 (2023-194)

カメ遊泳

blog.ymmtdisk.jp

 自己から外界へ影響することと、外界からの影響を自己に取り込むこと。

14日 金曜日 (2023-195)

15日 土曜日 (2023-196)

影絵劇『ふしぎの国のアリス』@生涯学習センター

 冒頭部分参照。


納涼踊り大会@小野照崎神社

納涼、夏詣

16日 日曜日 (2023-197)

公園で野球

 公園に行くも日差しが強く、日陰でできるキャッチボールを中心に遊ぶ。

※以下、トカゲの写真があります。

ニホントカゲ

 ニホントカゲの孵化はちょうどこの時期のようだ。たくさんいた。尻尾の色がきれい。

夢の島熱帯植物館 夜間開館

 2週連続の夢の島熱帯植物館。この日は夜間開館のイベント。

www.yumenoshima.jp

※以下、虫の写真があります。

こんなに人がいるのを見るのは初めてかもしれない
蝉の幼虫、羽化
20時30分までの開館


久しぶりのミラーセルフ

 写真ではわかりづらいけど、この日は「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」の宣伝Tシャツを着ていた。帰りのシャトルバス待ちの列で、後ろに並んだ女性2人組がラジオの話をし始めて、ちょっと緊張した。

今週のエンタメ

今週の覚え書き

今週のはてな

*1:帽子屋の衣装を着た演者さんが格好良かった。

*2:後ろを振り返れば壁に当たっていたのかも。

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