藤野可織さんの『私は幽霊を見ない』を読了。
藤野さんが蒐集した怪談実話を軸にしたエッセイ集。『文藝 2021年秋季号 特集 怨』の作品ガイドから興味を持ち、図書館で借りた。怖がりではあるものの、ホラー映画は好きで実際に幽霊を見てみたい藤野さん。私は幽霊だったらなんでもかんでも見てみたいとまでは思っていないけど、きっとこの先、幽霊だとしても会いたい、という人が増えていくだろうな、と考えた。
幽霊がいるとすれば、きっと脳の中だ。幽霊は、脳の神経組織を行き来するはかない電気信号であるにちがいない。そうであるとするならば、幽霊は想像に似ている。 藤野可織『私は幽霊を見ない』
私も幽霊を見たことがないけど、幽霊に対して「いない」とは言い切ることはせず、「いないだろうな」ぐらいのスタンスでいて、ただ同時に「いたらいいな」とも考えている。それでもちょっとした不思議な体験ならあって、それは以前記事に書いた。(※過去記事を参照するとき、一人称などを「私」に修正したりしているんだけど、この記事では一人称が一回も使っていなくて、それもなんか不思議な感じがした。)
夏。そろそろ恐い話や恐い映画の季節である。
2023W21
2023W21 (2023-05-22 / 2023-05-28)
今週のうたかた
22日、月曜日。
クレイジージャーニー『イタリアで悪魔祓いの実態調査』
クレイジージャーニーで「イタリアで悪魔祓いの実態調査」を見る。京都大学のアンドレア・デ・アントーニ特定准教授が出演しており、文化人類学系の方なので「科学的に解明」とかそういうのではなく、「苦しんでいる人が救われるのならいいこと」としているのがよかった。それが宗教の「よい面」なのかもしれない。
23日、火曜日。
24日、水曜日。
読了:藤野可織『私は幽霊を見ない』
25日、木曜日。
アフター6ジャンクション『現役図書館司書が教える、図書館分類番号のひみつ特集』
ブクログのカテゴリーに日本十進分類法を採用しているので、すごく楽しみにしていた特集。
26日、金曜日。
27日、土曜日。
運動会
徒競走は昨年と変わらず、走り方は悪くないような気もするけど、他の子を気にして集中できていないような感じ。表現の方は「よっちょれ」だった。
公園遊び
息子が突然「リアル野球盤」みたいなルールを導入しはじめた。捕球に思いっきり走る必要もなくなる。
図書館
返却と借り出し。最近は予約で借りるので、図書館内を歩き回ることが少ない。取り扱っている雑誌で興味のある特集や対談があれば借りて読むようになった。
28日、日曜日。
運動会の慰労会
運動会お疲れさま、の浅草ROXのくら寿司。ビッくらポンに5回チャレンジで1回当て、しかも縁日の利用券も入っていた(利用券以外で遊ぶことができない)。
今週の覚え書き
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