はせる

は・せる、馳せる

サンダル=不安 (2023-192)

 本の読み進める具合もよいけど、久しぶりにカメラを忘れた。大きめの一眼レフでも、忘れるときは忘れる。

 サンダルの季節。妻の買い物に付き合ってGUやユニクロを回るとサンダルを見かけることが多い。私は、サンダルを履くことを忌避している。私が持っているサンダルは、ゴミ捨てなど軽い用事で出かけるためのニシベケミカルのサンダルのみである。これまで理由を深く考えたことはなかったけど、最近きっかけとなるような出来事を思い出した。
 小学生、冬の部活、サッカー部。雪が解けてほぼ氷になった地面の上でボールを蹴ろうとして、軸足が滑り、蹴り脚のつま先で思いっきり地面を蹴った。めちゃくちゃ痛くて、スパイクとソックスを脱いで確認すると親指の先から出血、結局、爪が剥がれてしまった。
 たぶん、つま先が解放されるサンダルのような履き物を履くとこの記憶が呼び起こされて、どこかにぶつけたり踏まれたりすることを想像して不安になるのかもしれない。

 ツール・ド・フランスは第10ステージ。

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