はせる

は・せる、馳せる

本はある。たくさんある。

 本棚はね、今ないんですよ、ええ。今の家に引っ越すときに解体したら使えなくなってしまって、引っ越し業者の引き取りサービスで回収してもらったのです。なので、それ以来、何度かの断捨離を乗り越えて残った本や、読み終えて暫く参照しない本などはダンボールに入れて押し入れに仕舞い、新しい本は自分のスペースに積んでいる状況です。今週のお題「本棚の中身」。

2011年8月、出身小学校図書室の本棚

本題

 読書コミュニティサイトをまあまあ長く使っている。感想や関連情報を残しておいたり、似たテーマの書籍に出会えたり、他の人の感想に気づかされることがあったりと、便利に楽しく使っている。これが所謂*1「仮想本棚」のようなものと考えている。
 サービスとしては2つ使用していて、本の管理が強いブクログ*2と、コミュニティとして強い読書メーター*3がある。ブクログに登録して感想をまとめた後、読書メーターにも同じ内容をせっせとコピペしている*4*5

 ということで、読んだ本・読みたい本の管理はブクログを中心に行っている。ブクログでは「タグ」と「カテゴリ」を付けることができ、本1冊につきタグは複数個、カテゴリは1個だけ設定できる。
 タグでは読んだ本が図書館で借りたものであることや、読みたい本が図書館にあること、アトロクで紹介された本であることなどの情報を付けている。カテゴリは1個だけなので使い方を考えあぐね*6ていたら、「日本十進分類法を使っている」という意見がブクログの談話室にあり、元々図書館の分類が気になっていたので「おお」という感嘆詞が出るぐらい感心して、これを実践してみようと思った。

実践

 「日本十進分類法」は『日本の図書館で広く使われている図書分類法(Wikipedia)』で、『大きな1次区分は「類」、その次の2次区分は「綱」、3次区分は「目」』と呼び、それぞれの次元で「0」から「9」の数字を使って分類を表す(「目」より下位の分類もあるんだけど、詳しくはWikipedia参照のこと)。

 今回は「類(1次区分)」を基本に、冊数が多くなる漫画と絵本は細かく分けてブクログにカテゴリを作成した。その本がどう分類されているかについては、図書館本であれば背に貼られている分類シールでわかる。購入した本や、図書館独自の分類(「こどもとしょしつ」は別になっていたりする)などは「国立国会図書館オンライン」で調べることができる。それでもわからない本は無理に設定しない。できるだけ厳密にはやっているけど、わからないものは諦めて、時間を置いてまた調べてみる、というあまり追い求めないスタイルに落ち着いた。
 まだ全部確認完了していないんだけど、今のところ下記のスクリーンショットのような結果になっている。

ブクログに設定しているカテゴリ(拡大可)

 これ自体を眺めてニヤニヤするのが楽しいし、自分が読んできた本の中に「総記」「産業」「言語」だとか思ってもない分類の本があるというのも面白い。中身を見ると、「言語」は文章の書き方の本が含まれていたり、「総記」はなるほどこりゃ「総記」だと思ったり、「産業」には佐久間さんのANN0本が分類されていたり、分類を決める手順自体にも興味が湧いてくる。

 本を本棚に並べたあとの楽しみは、整理である。


 ちなみに、ブレてはいるけど、2006年頃の本棚の写真が残っていた。まだ阿佐ヶ谷の独り暮らし時代、読むのは漫画の方が多かった頃で、このあと徐々に村上春樹森博嗣など、小説が増えていく。

このほとんどが断捨離対象になった

*1:この熟語が「いわゆる」と読めるって不思議

*2:他のユーザーに行き着く動線が少なく、よってコミュニケーションの機会が少ない

*3:読んだ本のページ数や著者毎の冊数が視覚的にわかるのは嬉しいけど、感想255文字の上限設定がどうしても解せん。

*4:255文字以下に省略して、ブクログへのURLを貼る

*5:読書メーターは結構クローズドな設計で、外部からのインポート機能はなくなったし、そもそもエクスポート機能がない

*6:好きな言い回し。「考え・倦ねる」の2つの動詞。言い換えると「苦慮」

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