夏季休暇で更新を失念しておりましたが、とりあえず7月の見たもの・聞いたものの話でもしませんか。埋め込みは5件。
画像はYouTube「映画『ジョジョ・ラビット』日本版予告編」のキャプチャ。目線の高さ。
音楽
Madeon - Miracle
恵比寿マスカッツ - DIGITAL NOISE
動画サイト
書籍
光の旅 かげの旅
最初のページで家を出発して、読み進めると最後のページで本の上下をひっくり返して、家に帰る(最初のページに戻る)。というしかけ絵本。
影絵のような白黒の絵がだまし絵になっていて、キリンジの世界観のような詩的な文章がそれと合っていてとてもよかった。
BEASTARS 19
映画
雨に唄えば
これからもなにかのタイミングで見たい、人生の側に置いておきたい映画だと思った。
残穢 住んではいけない部屋
脅かし系はほとんどないし、ホラーというよりはミステリーに近く、徐々に話が繋がっていくのは面白かった。全体の雰囲気もよい。 ただ、物語上で登場する「話」が多く、年代もバラバラなので、整理したい欲に駆られつつ、駆られたままエンディングに行き着いたので、最後はちょっと「?」であった。
監督は『ほんとにあった!呪いのビデオ』の中村義洋さん。彼自身は「ほん呪」の12作目ぐらいで監督や構成から離れているけど、ナレーションを続いていて、心霊ビデオのナレーションといえば、の人である。そういえば、この映画は『劇場版ほんとにあった!呪いのビデオ55』(2013年)にも近い印象がある。
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
ジョジョ・ラビット
よかった。
戦時中のドイツ市街やジョジョの家などをかなりポップなイメージで描いていて、過度に重たい印象にはならない。それ故に中盤のショッキングな展開が、演出の良さもありかなり鮮明に映るのかもしれない。
全体的には、(恋の力を借りて)他者を知ることで偏見や差別を改めることができる、というメッセージを受け取った気分でいる。