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は・せる、馳せる

地に根を張ること

 映画『ミナリ』を観たよ。移民、同化、夫婦、家族。この映画を見て受け取れるテーマは多い。

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 画像は「映画『ミナリ』公式サイト」のスクリーンショット。

 ネタバレありで行きます。


映画『ミナリ』

gaga.ne.jp

 アメリカでは2020年、日本公開は2021年。3月5日、Filmarksのオンライン試写にて視聴。

あらすじ

1980年代、農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、
アメリカはアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越してきた。
荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、
いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、
しっかり者の長女アンと好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていく。
まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結ぶ。
だが、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に、
思いもしない事態が立ち上がる──。

映画『ミナリ』公式サイト

感想

 韓国系移民のジェイコブが、妻・モニカ、娘・アン、息子・デビッドと共に、アーカンソーに引っ越してくるところから始まる。後におばあちゃん(モニカの母)も合流。  「ミナリ」とは、韓国語で野菜の「セリ」を表す言葉。公式サイトによれば「たくましく地に根を張り、2回目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている」とのこと。
 ストーリーとしては起伏の少ない穏やかなものだったけど、この家族が明るい方向へ進むことを予感させるラストシーンだったのはよかった。デビッドとおばあちゃんのシーンはどれも好きだ。祖母と孫の関係を見せる映画ってなかなかないかも。

 私の場合は「世代・家族」というのを考えさせられたけど、移民、異文化交流、自然と農耕、夫婦関係など、人によってどこに視点を置くか分かれそうな感じ。そのためか、映画の輪郭はなんとなくぼんやりとした印象だった。アメリカの韓国系移民……もっと普遍的に「移民と同化」について知識を入れておけばもっと深く感じ取れたのかもしれない。

  • スティーヴン・ユァンはやっぱり格好いいね。後半のあるシーンでは「バーニング」と繋がってたっけ?と思った。
  • おばあちゃん役のユン・ヨジョン、眼差しがすごく優しくステキだった。
  • 畑仕事を手伝ってくれるポールや、教会で出会う友達、みんな意味ありげに登場するけど、結局みんな良い人でほっとしつつ、もしかして深い意味があったのかしら……とも考えてみたけどわからん。

予告編

www.youtube.com

関連リンク


filmarks.com

※Filmarksに投稿した感想を転載して体裁を整えたものです。基本的にはFilmarksの方が最新の内容です。

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