体験の機会（2023W15）

　息子を見守っていて、同じ年頃の自分と比べて考えることがよくある。

　例えば「体験」ということでは、東京で子育てしていると能動的に動けば様々なことが体験できる。動物園も水族館も博物館も近くにあり、それぞれが様々な特別展やバックヤードの体験などのイベントを開催している。地方で育つということだけでなく、親のステータスによっても子どもの体験機会に格差が生まれる。妻は割とそういったことに敏感で、一緒に行動していて幸せなことだなぁ、と思う。

　そして、なんでもないことが記憶の中で大切になっていくことがあるとも考える。私は通学路のことをよく思い出すんだけど、学校までの途中にあった公民館や神社、建設会社の事務所、たわむように緩やかに下って上る坂道、その途中で見下ろす溜め池*1、当時から古めかしかった商店、錆び付いて壊れている自動販売機*2。そういったものが東京にないというわけではないにせよ、受動的に触れたものを記憶から掘り起こして詳しく取り上げていこうとすると大変な量になる。

　こういうのは個人的な記憶ではあるけど、息子にもこういうものが残っていくといいな、と思うんだよなぁ。

2023W15

2023W15

2023W15 (2023-04-10 / 2023-04-16)

今週のうたかた

10日、月曜日。

11日、火曜日。

ブコメをいただいた

　日記祭の記事で、私が「東京の左側」と表現したことによって、id:sumika_09さんを混乱させたようである。

行ってよかった日記祭 - はせる
めっちゃ自然に「東が左で西が右」という京都しぐさを炸裂させてしまって場所が下北沢なことに混乱した。
2023/04/11 16:25

b.hatena.ne.jp

　池袋駅の東武・西武が東西逆位置になっているのは、鉄道会社が池袋に駅を設置した順番や社名変更を考えるとわかるけど、京都はどこから見るかによるところが大きそうだ。私が東京を右側と左側で考えるようになったのは、都築響一さんの本『東京右半分』にタモリさんが触れたあたり*3。

東京右半分

作者:都築響一
筑摩書房

Amazon

　確かタモリ倶楽部だよなぁ……と記憶していたけど、『いいとも！』のテレフォンショッキングでマツコ・デラックスさんがゲストに来た回（2014-02-11）で触れているのは確認できたので、こっちだったかもしれない*4。2014年はすでに私が杉並区から台東区へ（左から右へ）引っ越したあとなので、「東京の右側」というフレーズが記憶に残るのは至極当然のことである。

読了：『考える人のメモの技術』

booklog.jp

NIKKE

　課金せずにやってきたNIKKEが、レベル160で頭打ちという状況になった。レベルのMAXは200。でも、全ニケ*5のレベルを200に上げるには、レア度が高めに設定されているニケ5体をガチャでそれぞれ4回引き当てる必要がある*6 *7。初めてすぐよりは時間を割いていないけど、これによってしばらくはデイリーミッションやイベントの消化だけになりそうだ。
　ちゃんと続いているのはストーリーも好みだからであり、そのストーリーを最後まで見届けたいんだけど、課金せずに行けるのかしら。全体の雰囲気としてはアリスソフトのママトトに近いものがある気がする（個人の意見）。

12日、水曜日。

13日、木曜日。

14日、金曜日。

15日、土曜日、雨。

図書館

　通常の返却と借り出し。とはいえ、ほとんどの本を延長し、次に予約が入っている本を返却、『東京右半分』を借りて帰ってくる。雨なので都バス。

アルバルク東京 vs ファイティングイーグルス名古屋

　子どもたちがバスケの試合やチアダンスを体験できる「スマイルキャラバン」というイベントに参加。B.LEAGUEの試合前に練習し、試合後に実際のコートで試合、チアダンスを行う。息子は年齢制限の関係もあり*8チアダンスの方にエントリーし、練習に連れて行くと、緊張や不安からかぐずりはじめ、かといって帰るわけでもなく、チアの方*9やスタッフさんに心配や迷惑を掛けてしまった。結果、練習1時間のうちの30分程度をぐずり、いたたまれない気持ちになったものの、試合後の本番は（上手くはないものの）気持ちよく踊っていた。