はせる

は・せる、馳せる

2歳の君へ

 息子が2歳の誕生日を迎えました。おめでとう、2歳!

 出来ること、喋れることが増える度に幸せを感じる今日この頃。仕上げの歯磨きは受け入れてくれる気配が一向にありません。


 去年の誕生日。今は胎毛筆を作りたいという希望もあって、上の写真の通り長髪になっているので女の子に間違われることも多くなったけど、この頃はまだ薄毛ちゃんだった。


 この写真は退院時のもの。こんな頃があったんだ。ってぐらい彼方の記憶になりつつある。それだけいろいろなことがこの2年間に詰め込まれているってことなんだろうけど。

2歳の君へ

 君が私たちの元へ舞い降りてきたことを知ったのは2年前の4月。初めての子どもに、正直に言えば私は不安の方が大きかった。それから半年ほど経った11月、君は無事に外の世界で声を上げた。

 君がいなければ私は父親を名乗ることがなかった。私は君によって父親となり、君と一緒に過ごすことで父親として成長していく。初めから完璧な父親はいないのだということを理解してからは、私はただただそのときその役目に徹した。
 そして今、息子2歳、母親2歳、父親2歳(、そしてさすけもお兄ちゃん2歳)。私たちにはまだまだ至らないところがあると思っている。でも私たちは過程だから、みんなで一緒に成長していこう。

 月並みな言葉だけど、私たちの元に生まれてきてくれてありがとう。

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