6月5日、お昼休みに荒木町を散策。その2。
この坂道が松平摂津守上屋敷の庭園に池を造るための土塁だと思われる。今は左右に家が建ち並ぶけど、当時この土塁は屋敷へ向かう道だったようだ。
その1の記事もどうぞ。
この階段は当然お屋敷当時のものではなく、足元には「仲坂」「昭和七年六月竣工」とある。
廃藩置県後に敷地は開放され、もともと景色も良かったことから茶屋が集まり、さらには花街として発展していったようだ。
擁壁を見上げると池を見下ろす位置に古めかしい欄干が。元々の地形なのか微妙な位置なんだけど、あそこから池を見下ろして四季を楽しんでいたんだろうか。
擁壁と家の隙間を覗き込むと、その1でも見た溶岩石のような石垣が。
壁を伝う植物。
写真を撮って帰ってきた後、さらにある程度調べて書いてますが、基本的に素人が本を読んでその知識で見に行っているだけです。間違っているところや見解の違いなどあれば教えていただければ嬉しいです。興味を持たれた方は下記書籍を参照されるとよいと思います。知った気になっただけでもフィールドワークするの、楽しいよ。
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