はせる

は・せる、馳せる

2024-141 文フリの余韻

 2024年5月20日、月曜日。雨から曇り。二十四節気小満

 調子が戻ってきたかもしれない。調子ってなに?

 今朝の朝ドラを流し見して、息子を学校まで送ったあと家に戻り、出勤時間まであさイチを見る。これが普段の流れなんだけど、今日のあさイチの特集が『人には言えないハナシ 性体験がないのは恥ずかしいこと?』で、性体験の有無の話からアセクシャルの話まで含まれており「あー、おもしろいなぁ(興味深い、のこと)」と視聴していると、私がジェンダー系の本を読みまくっていたことを知っている妻に「好きな話題でしょ?」と話を振られた。そのときは「まあそうだねー」ぐらいの返答をしたけど、このことを通勤電車の中で考えていて、うーん、「好き」というか「知りたい」という言葉が適切っぽい、と行き着いた。私はシスでヘテロの妻子あり男性なので、そうでないことは想像するしかなく、実際にどんな問題があるか、当事者がどういう思いなのか、私ができることは、とか、そういうことを知りたい。という動機の読書であったり視聴ということ。うまく言語化できました。

 さて、昨日の文学フリマ東京38の余韻を引っ張っているので、当日日記を書いていないことと、この熱量を保ったまま振り返っておきたいので、今書く。
 図書館で借りた本が返却期限ということで、午前中に読み切って返却するまでを済ませてから流通センター駅へ。開場が12時、到着は12時半を廻ってから。入場の待機列も、会場内の混雑も、明らかに前回を上回っており、次回の開催が国際展示場になることはやむなしと感じる。初回入場と再入場の列がゲート直前まで一緒になっていたり、最初のあたりは再入場もゲート前で待機列ができていたり、運営さんのことを労うばかり。
 今回は、予算はもちろん、妻と息子との合流予定までの時間で、と限られまくっていたので、事前にウェブカタログで「気になる」した出店者さんからさらに絞り込んで4つのブースを廻った。出店者の方々にお会いしてちょっと会話したりしなかったり、基本として内向的なムーブをしたと記憶しており、それぞれにもっと話したいこと、聞いてみたいことがあった。今回はヘコむほどではなかったけど、他者に対するコミュニケーションにはまだまだ課題を感じるので、ちょっとずつでも改善していくしかない。
 滞在約1時間。前回は熱気に当てられたし、長くいてもお金を使い切ってしまうばかりなので、「興味を持ったサークルを全部は回りきれなかったなぁ」と心を残すぐらいで私にはちょうどいいのかもしれない。

 このあと東京国際クルーズターミナルで開催されている「東京みなと祭」へ妻と息子と合流するために向かうのだが、その話は週報で。以下、#文学フリマで買った本を訪問した順に。

there-there.hatenablog.com cresson-yum.hatenablog.com nantan.hatenablog.com shindai-toh.hatenablog.jp

#文学フリマで買った本

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