はせる

は・せる、馳せる

2023-339 思い出し懸念

 2023年12月5日、火曜日。曇り。下弦の月

 息子が昨日「学校に行きたくない」発言をしていて、妻はその理由を聞けたと話してくれた。出先で目印にと立てた棒切れをそのままにしてしまい、誰かやなにかが引っかかったりしてケガしちゃわないか気になって、それを確認して除去しに行きたい、ということらしかった。うんうん、お父さんにもそういうことあったよ。お父さんはもっと最悪なことをして、小学5年、6年と、憂鬱な時期があったよ。と、息子に話しかけるように自分の記憶が蘇って震えた。

 なんでもないことがあとになって懸念事項になったり、そのときは正しかったことがあとになって変化したりすることは、まああるだろうなぁと思う。絶対的に正しくあれなんて無理だと思うし望みもしないけど、できるだけ正しくあろうという意志を感じられない上に自浄作用も見込めないのなら、気持ちはどんどんと離れていく。

 通勤時、前を歩く人の歩が遅く、追い越したときにスマートフォンの画面が見えた。アニメ『薬屋のひとりごと』見てたなぁ。


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