はせる

は・せる、馳せる

2023-274 バウウ

 2023年10月1日、日曜日。曇り、時々日差し。都民の日。

 朝、妻が『ボクらの時代』を観ていたので一緒に見る。SHELLY、peco、ぺえの組み合わせ。ぺえが活動に対して無力感を感じていたらしく、TOKYO FMをよく聞いている都合SCHOOL OF LOCK!の教頭を昨年末で退任したのは知っていたけど、そのへんも関係あったんだろうか、と想像する。

 今日は息子の通う小学校の周年イベント。保護者による実行委員会(PTAとはまた違う)や先生方、周辺町内会の方々などによる屋台やゲームや出し物など。特に先生方は『可愛くてごめん』を踊るだけでなく演奏もしていて(校長先生がギター)、放課後の練習時間は残業代が出ているのだろうかと心配になる。踊る方でもオタ芸ができる先生がいたり、児童もキャーキャー声援を送っていたのも記憶に残った。私が小学生のころは先生をそういう対象としては見ていなかったなぁ。

 Eテレ『青春舞台』、総文祭で最優秀賞を獲得した演劇、徳島県立城東高等学校の『21人いる!』を見る。地下で活動する演劇部らを主人公にした群像劇で、警報や爆撃の音が鳴り響く中で男子部員が「ボランティア」に行ったり、女子部員が爆撃に巻き込まれて人数が減っていく。警報音は音楽で、爆撃も大太鼓の音で表現されていたり、そもそも「戦争」という言葉も使ってはいないけど、それが想起される演出になっている。社会情勢に為す術なく巻き込まれる状況を想像して涙が出る。今「戦争」というとウクライナを思い浮かべるかもしれないけど、生徒の話によれば、自分たちと同じ年代の子らが生まれたころには既に戦争が身近に存在していたパレスチナのような地域を想定しているようだ。
 総文祭の優秀校東京公演はYouTubeでの配信が始まっている*1

 夕食の準備をしながら昨日のディズニーランドの話を聞く。「40周年パレードの曲をベビーカーに乗っていた子が完璧に歌っていた」のところで、そういやどんな曲?と気になって、Apple Musicで探すとあった。パレード曲としてイメージしていたものとは違って、明るいディスコミュージックだった。良い。K-POPの流れが汲まれているような感じがある。

 夕食の後、息子をお風呂に入れ、ジャイアン松田宣浩選手の引退セレモニーを見たあとで、少しスプラに付き合う。2戦2敗。男子バレーに後ろ髪を引かれつつ寝かしつけ。少し寝落ちしてしまい、24時頃に起き出してお皿を洗い、妻におやすみしたあとで坂道シリーズの番組を見る。

▼乃木坂工事中「裏でも表でもこんなことありました 2023 前編」。相変わらず佐藤楓がこぼしていて、その状況に「ウソだろ……」と思うと同時に安心する。▼そこ曲がったら櫻坂?「第二回地元プレゼン大会」。三期メンバーの地元、福岡、群馬、広島をプレゼン。▼日向坂で会いましょう「書き出し王決定戦リターンズ」。ゲストにトム・ブラウンみちお。漫画原作にもなったファンタジー小説を書いてるのか。メンバーは自分で書いた書き出しを読み上げるだけなのに、演技を始めるのが数名。みちおの感想がもうちょっとやさしくてもいいのでは、とは思ったけど、道理のない面白さがある。四期の新しい面が出始める良い回であった。

 金曜日の労いよりも、月曜日へ立ち向かう励ましの方がもっと必要だ。寝落ちしてた分の睡眠時間はあれど、4時頃まで起きてしまった。

*1:権利関係で手続き中のため未配信の演劇がある。(2023-10-02)

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