3月29日30日、祖母のお葬式へ。
しばらく更新していなかった。というか出来なかったんだけど、多分これを書いたらまたいつも通りのペースになると思います。
3月24日の朝に訃報を受けて、火葬と通夜が29日(木)、葬儀が30日(金)と決まった。不思議とガクンと気持ちが落ちることもなく、年度末で仕事の調整ができるだろうか。という不安が一番大きかった。もちろん行かないという選択はない。これまで祖母を支えていた母が気落ちしないように、今母の支えになっている息子(母からすれば孫)と引き合わせてあげることも使命のひとつである。
私の地方は火葬が通夜よりも前に行う。これは「骨葬」というそうだ。なので、葬儀だけに参加したのでは祖母の顔を見ることが出来ない。29日の火葬に間に合わないのであれば、30日に行こうが翌日土曜日に行こうが大差ないと思っていた。
会社へはとりあえずの一報を入れて、月曜日に仕事を整理し、水曜日までに客先への連絡と必要な作業をこなし、なんとか29日と30日の忌引きを得た。(最低限の仕事を持ち込むことになったけど)
そんなわけで29日朝に新幹線に飛び乗り、八戸へと向かった。
棺の中の祖母の顔を見てもほとんど涙は出なかった。2月にお見舞いに行ったときよりもさらに痩せ細っていて、その顔は11年前に亡くなった祖父のようだった。祖父の葬式のときの、祖母のことを思い出した。祖母は火葬前の祖父に向かって「もう、お別れだなぁ」と呟いていた。
私はその二人を見送った。もう、お別れだな。
祖母の命日は、祖父の命日の前日だった。