はせる

は・せる、馳せる

2024-145 翼

 2024年5月24日、金曜日。曇り。

 図書館で借りた文學界の3月号、軸となる特集は『身体がいちばんわからない』としてあって、様々な身体と言語の関わりについてのエッセイを読んでいる。嗜好として「エッセイ」というジャンルが好きなことを自覚してきた。

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 朝ドラ『虎に翼』を昼休みに観て涙腺が緩む。優三さんの表情が遷移していく様。仲野太賀。
 昨日の夜、木曜日分を観て「穂高先生にがっかりした」ということを妻に話したらわーっと反論されたんだけど、私はこういう場合に感情が一歩引いてしまう。そのときには「なんか納得いかないのだが……」という感覚があったこともあって、こちらから反論することもうまくできなかった。冷静に考えてみると怒っているポイントがズレていたような気がする。私は「本人に確認を取らず妊娠を職場に告げたこと」を主にがっかりしていたんだけど、妻は「女性の未来を一人で背負って、妊娠していたことを職場にもよねさんにも告げず、貧血で倒れて仕事に穴を空けたこと」に怒っていたのでは……と思える。
 RealSoundのライターさんの解説・考察は、自分の想像の範囲外へ連れて行ってくれるので頼もしい*1。一緒に観ている感覚。

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*1:ここで紹介する記事は佳香さんのもの。 - 佳香(かこ) - Real Sound|リアルサウンド

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