2023年12月21日、木曜日。晴れ。
電車の中で、リュックサックにつけられた缶バッジに目がいく。「I ♡ HE…」とまで読めるんだけど、その先まだ何文字もあって単語を推測できない。すごく気になる。
ドラマ『いちばんすきな花』最終回を見届けた。このドラマだけでなく、なんとなく蓄積していく「生きづらさ」に焦点を当てるようなものが増えてきたような……と感じる。「生きづらさ」はきっと昔からあったものなんだろうけど、オープンに言えるような雰囲気になってきたということなんだろうか。だもんで、今は結構カジュアルに「生きづらい」って言うけど、社会の構造に阻害されていたり、HSPのように繊細で他の人が気づかないことに気づいてしまったり想像してしまって余計なストレスというか傷を負っていたり、その複合だったり、根源は個人的なものだと思う(パターン化はできるかもしれないけど)。それぞれ違う理由から生きづらさを感じていた4人が出会って、対話することによって気晴らししたり折り合いを付けたりして、社会に戻っていく。前半では彼らにはあの家がすごく大事なのだろうと思っていたけど、関係性を深めた場所としての大事さがあの家に残り、美鳥ちゃんに引き継がれたんではないかと思う。これは他の人の考察も読んでみたいなぁ。