インターネットと匿名性を考える中で、私自身は最初からインターネットに「匿名性」を期待していないのかも、と考えた。
実名の使用が必須ではないから、自分から名乗らない限りは「インターネット=匿名」ではあるけれども、インターネット上での行動によってはあっさりと特定されたり、手続きを踏んで開示されることもある。そういうことを肝に銘じて、自分なりにインターネット上での行動規範みたいなものを醸成していくことが必要なんではないか。*1
私がインターネットを始めたいと思う切っ掛けが「個人ホームページをやってみたい」だったし*2、そのときのハンドルネームは実名を少しもじったものを使っていた。今は実名も併用している状態になっていて、現実の個人とインターネット上の個人が同一であって*3、その行動が相互に影響することをなんとなく自覚している*4。
インターネット上で公開する写真についても、写っている人のプライバシーだけを考えればいいわけではない。写真は自分が存在した場所をひとつの視点から記録するもので、その写真に写っている人が見れば、その日、その場所、その視点から撮った人の顔や姿がわかるかもしれない。そこに写っていない自分も、その写真には含まれていることを忘れてはならない。*5
「匿名性」を信じすぎていると、どこかでしっぺ返しを喰らう、と思っている。情報リテラシーを身につけて、プライバシーの自己防衛力を高める。マイナスな事象が起こらないように公開する情報の程度を調整したり、そもそも行動自体を改めたりしながら、それでもどこかで予期しないことが起きないかということは頭の片隅に残しつつ、プラスな事象がいつか起きるかもしれないとは期待してしまいながら、徒然と日記を書いている。
2023W08
2023W08 (2023-02-20 / 2023-02-26)
今週のうたかた
20日、月曜日。結婚記念日
10回目の結婚記念日。節目。
ワンコの軟らかい便が続く。でも本人の所作からは体調が悪そうな様子は見受けられず、にしてももう歳だし、病院で見てもらった方がいいかもねー、という会話をした。
21日、火曜日。
22日、水曜日。有給休暇
結婚記念日の行事としてディズニーランドへ行く計画を立てていたんだけど、それはまた別の機会にして、東京ディズニーセレブレーションホテル"ウィッシュ"に泊まる。夕食はイクスピアリのレインフォレストカフェへ。コールスローを見ると注文するんだけど、レインフォレストカフェのは少し甘みがあり、とても美味しかった。
23日、木曜日。天皇誕生日
ホテルのビュッフェで朝食。チェックアウト11時までゆっくり。
自分のデジタルカメラを忘れた息子に、舞浜のコンビニで「写ルンです」を買い与える。巻き上げて、ファインダーを覗いて、シャッターを切る、という手順が新鮮だったようだ。
24日、金曜日。
25日、土曜日。
妻が体調を崩しているので外出は控える。図書館で借りた本を読む。ナウシカ。
午後は妻と息子が野球日本代表vsソフトバンクを見ている横で、引き続き読書。
妻は再びベッドへ。夕飯は息子とピザを注文して食べた。息子はパイナップルの乗ったトロピカルなやつが好き。私は今CMでやっている「マイボックス」を注文した。少ないかと思ったらまあ十分な量だった。
26日、日曜日。
息子に誘われて公園へ。普段は閑散とした公園なんだけど、この日はボール遊びをする家族が入れ替わりやってきて広くは使えず、キャッチボール程度。そして「競争」という言葉で誘って走らせる。ハンデを「4カウント後スタート」としてこちらも全力疾走、膝が上がらなくなるまで。
昼食を食べ、午後は宿題をやらせつつ、テレビでは日本代表vsソフトバンクの2日目。
夕方、買い出し。ラザニアを作る。
今週のエンタメ
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*1:全然関係ないけど、IPアドレス127.0.0.1の寓話を思い出した。ていうか実話なの? → 【実話】127.0.0.1をハッキングした男 - Qiita
*2:インターネットで実現したいことは、最初から「日記書いて公開したい」だった。
*3:同一にしたいという願望がもともとあった。これは攻殻機動隊の影響かも。必修科目だと思う。
*4:実際に相互に影響する体験は、今のところオフ会ぐらいしかないけれども。
*5:Flickrで自分が写り込んでいる写真を見つけたことがある。私としてはいつかはそんなことも起こるだろうと思っていたので、嬉しくてコメントまでしたんだけど、いま探したら削除されているっぽいな……