はせる

は・せる、馳せる

御一行様(2023W05)

 ぬいぐるみの思い出。

2023W05 (2023-01-30 / 2023-02-05)

 一番古い記憶では幼稚園に入るよりも前、デフォルメされたゾウさんのぬいぐるみを気に入って連れ歩いていたことを憶えている。将来なりたいものとして「ゾウさん」とか言っていたような記憶もある。なぜそんなに気に入っていたのか明確には憶えていないけど、そのぬいぐるみを見つめたとき、抱きしめたときのことを想像してみると、たぶん、当時の私にはかわいくてたまらなかったんだと思う。

 次に、たぶん幼稚園に入るぐらいの頃、ドラえもんのぬいぐるみのことを思い出す。ドラえもんが大好きだったかというと、それほどではない。アニメの方のドラえもんを忠実に再現していて、感触はそんなに柔らかいものではなく、むしろぬいぐるみにしてはしっかり堅めの感触で、それが逆に抱き心地がよかったという記憶があり、こちらもよく連れ歩いていた。
 一度、家族で出かけたときに、手元が狂って橋の上から小川に落としてしまったことを、今でも憶えている。水量が少ない整備された川だったこと、すぐ近くに川に降りられる足場があったことで、母親が拾いに行ってくれて運よく手元に戻ってきてくれた。

 私が記憶している限りでは、この2つしかない。しかも、どのように手放したのかという記憶がない。小学生に上がった頃にはぬいぐるみへの興味が薄れ、かわいいものを見てテンションが上がることがあれど、今でも自分用にぬいぐるみを買おうとはならない(と言いつつ、アルバルク東京のマスコット、ルークにはかなり心を持って行かれている)。

 一方、息子はたくさんのぬいぐるみを所有していて、中でも一番古い付き合いになるのはファミリアのファミちゃんのパペットである。乳幼児の頃からになるのでもうくったりしていて、お風呂に入っても(洗濯しても)少し黒ずんでいる。ぬいぐるみを見て「愛されているなぁ」と思う。息子にとっては友達であり、「ライナスの毛布」でもあるんだろう。

 この週の日曜日、「ぬいぐるみのおとまり会」というイベントがあり、ファミちゃんのパペットを送り出した。ぬいぐるみを預けて、その間にぬいぐるみが体験したことを写真などで事後に知るというもの。事前アンケートで性格などを回答して、それによってストーリーや他のぬいぐるみとの交流が演出される。
 今回のイベントは夢の島熱帯植物館に2泊3日お泊まりするもので、他にも同様のイベントが図書館などでも行われている。年齢の制限はなく、出発するぬいぐるみたちを見送るために預けたあとも近くで様子を伺っていると、大人や高校生ぐらいの人がぬいぐるみを送り出しに来ていた。きっとみんなそれぞれ思い入れがあるぬいぐるみなんだろうなぁ、と想像する。

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私、大丈夫。(2023W04)

 セルフマネジメントのような思考。

2023W04 (2023-01-23 / 2023-01-29)

 転職前(10年以上前)の、仕事が上手く行っていなかった頃のことを思い出している。当時、直属の上司は人としては嫌いではなかったけど、仕事で上司が求めるものと私が提供できるものに差や齟齬があって、上手く行かなかった。残業や休日出勤も多く、私自身はなにか症状として名前がついたことはなかったけど不眠症気味にはなっていて、毎日出勤がしんどかったことを思い出す。どうやって気持ちを保っていたかと振り返ってみると、残業代はちゃんと出ていたので思いっきり散財したり、暗記した般若心経の一部を毎朝始業前に付箋に書いていたこともあった。

 OJT*1OJTと言うだけ言って新人教育には力を入れていない(と思える)会社だったので、入社から数年経ってもWBS*2がなんのことかわからないぐらいだった。当時を振り返って私に必要だったことを考えると、基礎的なスキルを身につけることはもちろんそうなんだろうけど(ただ、当時も今も仕事に対する姿勢は正直なところあんまり積極的ではない)、もっと大事なのは自己効力感を高めることだったのではないかと思う。自己効力感とは、Wikipediaの説明によると『自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること』とある。 目標を立て、それをさらに細分化した目標を1つずつ達成して、それをこまめに振り返って自己評価し、大きな目標に少しずつでも近づいていることを実感して、自信に変えていくこと。これを上手く回すことができれば、ちょっと上手く行かないことがあっても挫けずに済むのではないか。それが組み込まれたOJTならまた違ったのかも、とか思う。

 今、自己効力感を高めるような習慣があるかというと、まあ、ないんだけど、「今年の希望」を叶えていくのには有効な気がする。「私、できる」ではなく、「私、大丈夫」を確かめるような程度で取り入れてみる。

*1:「On-the-Job Training」の頭文字。現場で実務を行いながら新人のトレーニングをすること。

*2:「Work Breakdown Structure」の頭文字。作業分解構成図。

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思考と嗜好(2023W03)

 先週考えていた「出せる記事は早めに出す」を週前半で実行してみるも、月曜日と火曜日の分で終わる。

2023W03 (2023-01-16 / 2023-01-22)

 まあ、最初だし、こんなもんか。と思う一方、当日寝る前や翌日朝の公開を考えていたので、改めてそれをやれている人たちはすげぇな、とも思う。

 2日遅れての公開に少し躊躇するところもあり、私がやりたかったのは「書いて出し」に近い更新をすること、だったんだろうと思い至った。私の嗜好として日々のことについては頭の中で少し煮詰めたいし、日記とするならいろいろな付加情報まで含めて残したいので、それには少し時間が必要になり、リアルタイム性には欠ける。そう考えると、週報という型はかなりフィットしている。「書いて出し」を更新の「型」に落とし込むのにはちょっと自信がない。記事編集画面に向かっている時間をもっと増やせば可能かもしれないけど、現状、それを毎日の習慣に組み込むことは少し難しいだろう。なんか不毛な感じになってきた。プラス思考で行こう。文章は書けている。

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2023-01-17 Tue

www.itmedia.co.jp

 GYAO!がサービス終了だって。特に親しみのあるサービスではないけど、「木村さ〜〜ん!」をゲストによって見たり、12月に始まったばかりの『山崎怜奈の#ダレマナ 〜誰かに学びたかったこと〜』を見たりはしている。他サービスでも配信されている番組はいいけど、オリジナル番組は終わってしまうのかしら。

www.oricon.co.jp

 そして『Creepy Nutsオールナイトニッポン』3月いっぱいで終了のお知らせを受けとる。Creepy Nutsはすごく好きだし音楽もよく聴いているんだけど、cnannはほとんど聴いていなかった。なんでか。時間がないからである。だからなんにも思わないかというと、書き起こしなどでラジオの内容は一部見たりしていたので、そういうことでもなく、音楽活動のフォローは続けるし、リリースのときなどたまにラジオに戻ってきて土曜夜のANN0をやってほしい、と今から思っている。

 結局Flickrは惰性で今年も更新した。正確には、解約しようとして「Cancel your subscription」をクリックしたら年額で35%オフされたので(それでも7,000円弱……ディスカウントがなければ1万円強)、あと1年考えよう、と思って更新した。然程サービスがアップデートされないのに年間料金だけ徐々に上がっていくのが「なんだかなぁ」なの。
 写真はメモのひとつなので撮り続けているけど、いわゆる「作品」的な撮り方・見せ方は最近していない、のかもしれない。そこから直接イコール「Flickr使わない」とはならないんだけど、ここ数年いろいろと考えてはいる。ただ、2005年以降の写真が5,500枚もあって、これをどこかに移行するというのもすっごく骨が折れるので、それは考えたくない。これも解約を渋る理由である。

2023-01-16 Mon

 高橋幸宏さんの訃報。もうあのスリーショット(そして原田知世さんを交えたフォーショット)は見られないんだな、と思う。私がYMOを知ったのは専門学校に通っていたときだった。トランスミックスのCDアルバムをたまたま手にして、そこから遡っていったと記憶している。私はYMOだと「TIGHTEN UP」が好き。

 オードリーANN、南キャン山里さんの日テレ帯番組MC就任を受けて、若林さんによる山里評。Sessionの特集は『漬物クライシス』。自分で作って自分で消費する分には問題ないが、漬物の製造・販売には営業許可が必要になり、そのために農家や漁師が自家製の漬物を販売することが難しくなるらしい。道の駅や無人販売所で売られているような漬物が減るということかな……

 夜は妻実家にお邪魔して夕食をいただく。ハッシュドビーフ。ご飯を大盛りにしてもらうも、なんだかんだやっていたら深夜にまたお腹が空いてきて、カップヌードルカルボナーラを食べる。美味しかったのでスープをおじやにして食べる。えげつない食欲やで。しばらく体重量ってないな……

 週末の夜更かしを極力止めたので、月曜日が坂道デー。『乃木坂工事中』、B級ニュースの続き。黒見明香、林瑠奈の活躍がとてもよい。『そこ曲がったら、櫻坂?』、幸阪・増本のマジックショー、大沼のハマチ解体ショー。『日向坂で会いましょう』、第1回ラッキーガール選手権。オードリー若林に心酔している加藤史帆。わさび入りずんだ月見だんごルーレット。

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