FIFAワールドカップが始まった。
息子は野球に加えて、区のスポーツ振興事業を利用してサッカーも習っているので、早い時間の試合はなんとなしに見ている。私は小学生の頃に部活でやっていたこともあって(中学はサッカー部がなくて陸上部、高校は慢性的な膝の痛みで文化部だった)、サッカーは結構身近に感じるスポーツなので、帰宅してやっていれば見る、という状態になっている(グループリーグ第3節以降はちょっと無理かもしれない。時間帯が遅い)。
妻と「サッカーはイメージのスポーツ」みたいな話をした。ボールを蹴る、というアクションは結構アバウトなアクションだと思う。スタジアムの状況、風や雨、敵チームの選手が迫ってくるプレッシャーもあったり、ドリブルならどんなフェイントを使うか、どこに蹴り込んだらパスが通るか、どこに走り込んだらパスを受けられるか、など、短い時間に様々な要素を予想して行動している、と思う。決まったポイントに正確に蹴れる人もいるけど、それにも直感的にこういった要素を考えているはず。私はこういったところからサッカーはイメージ(想像と予想)が大きく関わってくるスポーツだと思っている*1。観戦している側もプレーを想像して予想しているわけで、全く予期しないパスが通ったりすると「おお!」と声が出る。
なので、日本代表がんばれ!とも思いつつ、質の高いサッカーが見られることがそもそも楽しい。(野球もサッカーもフルタイムでじっと見ていることはできるけど、ハイライトだけでも十分です、って思う反面、焦らした上で見せられるファインプレーは「緊張の緩和」的な効果はある、とも思う。)
*1:野球も打者や投手のステータスから守備のポジショニングとかは予想できるけど、どうなんだろう?あまり経験がないのでわからない。