私の嫌いな探偵|テレビ朝日
色々と語り始める前にまずはこちらのツイートを。
twitter.com1月26日収録分のポッドキャストではドラマ「私の嫌いな探偵」第1話を見ただけの状態で扱き下ろしましたが、何話か惰性で見て行くうちに端々に出てくるオマージュやパロディがだんだん気持ち良くなり、最後まで見届けたことを告白します。
— Daisuke Yamamoto (@ymmtdisk) 2014年3月15日
クロコーチが面白かったこともあり、最近剛力彩芽を好意的な目で見る傾向になっていたんだけど(彩芽ちゃんと呼ぶぐらい)、それでも「私の嫌いな探偵」の第1話、第2話はちょっとユルすぎるし推理というか妄想じゃん……と感じていたのは事実。
でもまあなんとなく見続けていたんだけど、サスペンスドラマへのオマージュ(船越英一郎と山村紅葉の出演)やお約束をあえて外す(推理完了後の犯人の口述省略)あたりがだんだんと気持ちよくなっていった。鵜飼は人物の動機となる心の動きまでは結局推理出来ず、そこについては朱美が言い当てるという構図もなんか良い。
最終回で戸村がウィザードの変身モーションをやったのも少し嬉しい演出だった(戸村を演じた白石隼人は仮面ライダーウィザードの人)。
結局最終回まで楽しく見ていた。あんまり見入らずにこちらも肩の力を落として見るのが作法のドラマだったという結論でひとつ。
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月曜ミステリーシアター『隠蔽捜査』|TBSテレビ
「名もなき毒」から見続けている月曜ミステリーシアター枠。今回はタイトルから想像された内容から「あー、良心呵責されそうな……」と思っていたが、そんな危惧も徒労に終わる。
キャリア官僚である竜崎(杉本哲太)が隠蔽を強いられる・隠蔽を見過ごすよう促されるような場面に立たされるが、そんなことは出来ない、責任は俺が取る、という具合で進んでいくドラマ。
とにかく正義感というか警察官としての信念が強く堅物な竜崎が幼なじみでもある伊丹(古田新太)と困難な状況を切り開いていく様子だったり、竜崎の信念に動かされて協力するようになっていく人たちを見ていて「なんかいいねぇ」という気分になる。特に戸高を演じた安田顕がすごくよかった、この役はぴったり。
あー、その件は解決しないんだ……という形で終わったが、これは特番でやってくれるんではないかと期待しとこう。
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福家警部補の挨拶 - フジテレビ
犯人は冒頭で視聴者に明かされ、福家さん(檀れい)が鑑識の二岡(柄本時生)の協力の下、犯人へ辿り着くまでがドラマの内容。プロットも福家さんのつかみ所の無い人柄といい古畑任三郎を彷彿とさせる……というか演出に共通の人がいた。
石松(稲垣吾郎)が前半は存在感が空気だったんだけど、オッカムの剃刀のあたりから福家さんの特徴を活かして黙認しているんではないかというような描写もある。案外理解者(もしくはうまく利用している人間)なのかもしれん。福家さんの過去に興味を持つのも彼だし。
後半になるにつれて触れられる福家さんの過去。これはなんの伏線もなしなのかと最初は思ったが、エンディングでパラパラと舞うポラロイド写真がそれだったのね。
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「三匹のおっさん」:テレビ東京
キヨさん(北大路欣也)、シゲさん(泉谷しげる)、ノリさん(志賀廣太郎)の還暦を迎えた三人のおっさんが、暇を持て余して子どもの頃のように連み、近所の事件を解決していく話。
今期一番安心して見ていたドラマ。漫画の吹き出しのようにコミカルに心理描写を入れるのも悪くない。早苗ちゃん(三根梓)もかわいくて、最終的に祐希(大野拓朗)とちゃんとくっついて終わるのもまた良し。
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相棒 season12|テレビ朝日
今回の中では13話「右京さんの友達」がなんだかすごく印象に残っている。右京さんの語りで進行していく小説の批評家のお話。
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医龍4 - フジテレビ
4シリーズ目にして初めて見たけど、すごくよかった。坂口憲二と高橋克典という男臭いキャスト陣のドラマだけど、平幹二朗と夏木マリのかっこよさだったり岸部一徳の泥臭い演技であったり見所はたくさんある。
最高の脳外科医がいないという問題に、あれ?こいつ脳外科医じゃね?という伏線はあってきっと誰もがそれに気づいていたんだろうけど、最終話までそれを引っ張られて得られたカタルシスは半端なかった。
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追記
「失恋ショコラティエ」と「僕のいた時間」も録画してたんだけどまだ見ていない。というか見るんだろうか?
前者は、3人のヒロインのうち普通なのは薫子(水川あさみ)だけじゃん、というので自分なら誰を選ぶかというところで結論が出ているので、あとは妄想気持ち悪い爽太(松本潤)と小悪魔っていうには度が過ぎる紗絵子(石原さとみ)っていうところが楽しむべきところなんだろうなぁ。
後者は、ちょっとテーマが重すぎて見るに見れない。キャストは好きなんだけどね。