息子の背中と重なる記憶。
運動会は土曜日の開催予定だったけれど、週間予報ではずっと雨のマークが大きくなったり小さくなったりしていたけど、消えることはなかった。そして、金曜日に降り始めた雨は土曜日も回復が見込めないとのことで、金曜午前中のうちに運動会の延期がアナウンスされた。
日曜日の運動会。曇り基調だけど時々強い日差しが降りるような天気。息子は応援団に始まり、団体競技、徒競走、表現種目と、出番が多かった。息子の写真や動画を撮りながら、頭の中では私の運動会の記憶が掘り起こされていた。
息子の小学校と私の母校の運動会には結構な違いがある。
息子の小学校の校庭はタータントラック。前日の雨の影響は全くない。それに比べて私の母校は土のグラウンドである。当然、前日に雨が降ろうものならあちこち水溜まりが残っていた*1。フィールドは芝とも言えない雑草が生えているものだったので、デコボコしていてつまずくこともあった。そんな風景を思い出す。
私の記憶では運動会は夏休み明けから準備を始めていた記憶があるんだけども、息子の小学校では毎年5月末の予定になっている。東京の気温を考えれば、9月や10月もまだまだ暑いので5月ぐらいがちょうどよいのかもしれない。また、プログラムを見ても、私が経験した組み体操*2や全校児童での盆踊り*3などはなく、「表現種目」という中で学年毎にそれぞれ定番になっているおどりまたは競技がある(1年生はダンシング玉入れ)。
一方で、自分の記憶と重なる部分ももちろんある。ゴール係*4で、相手が異性だったときに感じた、手をつなぐ気恥ずかしさ。学年代表リレーのヒリヒリした緊張感……
運動会のオペレーションもそもそも違う。グラウンドの広さの影響から、観覧の保護者を全学年分入れることができない。そのため、低中高と2学年ずつブロックに分けてプログラムを進めて、観覧の親も自分の子どもがいるブロックだけ入場するというスタイルになっている*5。
また、日曜日に延期されたために日付が重なってしまった「全国統一小学生テスト」の方を優先する家庭もあったようだ。家庭毎に優先するものも変わってきている。
同じ「運動会」でも、地域や時代などによって差はある。息子の背中を見守りながら、私の中に今も小学生の私がいることを感じる。記憶と現在がゆっくりと重なっていく感覚は、きっと「親になってから受け取る宝物」なのだろう。
2025W22
2025W22 (2025-05-26 / 2025-06-01)
今週のうたかた
26日 月曜日(2025-146)
27日 火曜日(2025-147)
28日 水曜日(2025-148)
29日 木曜日(2025-149)
30日 金曜日(2025-150)
31日 土曜日(2025-151)
雨。運動会は延期されたため、妻と息子は別の予定へと出発。私は図書館で予約図書を受け取り、動物病院でワンコのお薬を処方してもらってきた。
1日 日曜日(2025-152)
曇り時々晴れ。金星が西方最大離角。
運動会
妻は運動会の係りのため、息子と同じ時間帯に学校へ。青森の父母は来られなかったけど、義父母は観覧するとのことなので、私はエスコート役。
今年、息子は応援団に立候補して選ばれていたので、開会式直後の応援合戦から観覧。1・2学年のブロックは退出して、再び3・4年生のブロックで入場。義父母は閉会式を観覧しないとのことなので、私だけ再び入場して閉会式を見る。
ホタルの夕べ@足立区生物園
妻が事前申込みをしてくれていたもの。私は2回目の観覧。前回はホタルのドームだけ公開されていたけど、今回は普段の観察展示室も観覧が可能だった。平時はタイミングが合わずなかなか来られなかったので、これはうれしい。昆虫やグソクムシ、金魚の大水槽など、区立の施設と考えるとすごい気がする。Eテレの『ウチのどうぶつえん』でも紹介されていた記憶がある。