映画『パラサイト 半地下の家族』を見たよ。今年最初の映画鑑賞で、地上波放送に帰宅が間に合わなかったので、追いかけるようにDVDで見た。
画像は『映画『パラサイト 半地下の家族』オフィシャルサイト』のスクリーンショット。
若干のネタバレを含みます。
映画『パラサイト 半地下の家族』
原題『기생충』(寄生虫)、英題『Parasite』。韓国では2019年、日本では2020年の公開。TSUTAYA DISCASにてレンタル。
あらすじ
全員失業中のキム一家は、息子・ギウが名門大学生のミニョクから留学中の家庭教師代理を依頼されたことを切っ掛けにして、一家全員身分を詐称しつつ裕福なパク一家にパラサイトしていく……という序盤の展開。
感想
中盤までは計画が上手く進み、コンゲーム(+コメディ)風味で展開していくのに、インターホンが鳴ってからはスリラーが始まる。(地下通路の走り方よ……)
パク一家の豪邸とキム一家の半地下の家は、その格差が実際の高低差によっても表されていて、余計にエグいと思った。
あと、この格差の話のポイントに、なかなか拭いきれない「臭い」という要素を持ってくる辺りすごいな。
ギウ(演:チェ・ウシク)、ギジョン(演:パク・ソダム)が能力はあるのにうだつが上がらない状況なのは、韓国は受験戦争が熾烈で、且つ、就職も学歴が重視されるということからだろう。
ダヘ(演:チョン・ジソ)、ギウに落ちるシーンはチョロすぎて「エロゲーか!」と思った。むしろギウを利用して、(ミニョクも同じように)良いようにあしらうためにやってる?とまで推測したけど、終盤ではそんなことなかった描写あり。もうただただかわいかった。
『万引き家族』や『ジョーカー』など、格差を扱った映画の勢いがある(そして高評価である)ことを考えると、世界的によくない方向へ進んでいるような気がしてならないんだけど。(というか『ジョーカー』まだ観てなかったな)
予告動画
関連リンク
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- パラサイト 半地下の家族 - Wikipedia
- アトロク
- パク・ソダム
- チョン・ジソ
※Filmarksに投稿した感想を転載して体裁を整えたものです。基本的にはFilmarksの方が最新の内容です。