ソール・ライター展アンコールを観に、久しぶりに渋谷を訪れた。この時期なので、入場日時の予約が必要になっていて、その所為もあってか会場は入場者数に余裕があった(観覧側からすればゆっくり見られるので嬉しいことだけど、今後のことも考えると心配だ。ちゃんと利益が出て、またいい企画を催してほしい)。ソール・ライター氏の写真は自分の写真への姿勢に近く、忘れかけていたことを思い出し背筋が伸びる。
見終わったあとは、図録を買って、雑貨屋と本屋を巡って、喫茶店に入る。この日は単独行動。展示を見終わったあとに、映画とか他の予定を入れようかと前日に考えたけど、詰め込みすぎると感覚が混乱するので止めた。新しくオープンしたMIYASHITA PARKの様子でも見ようかとも考えたけど、まだまだ人が多そうでこちらも止めた。喫茶店でホットのミルクティーを甘々にして、図録のページをめくりながら反芻する。このぐらいが丁度いい。