はせる

は・せる、馳せる

写真の初心

 今週のお題「わたしの自由研究」です。

 私自身は研究者ではないし、学生時代に研究をしていた、ということもない。撮り続けて蓄積している写真を取り上げることは社会学のようなものかもしれないけど、記憶の中で一番関連度が高そうなのは、一眼レフを初めて使ったときの試行錯誤が「研究」みたいなものだったと思う。


 初めて一眼レフを手に入れたのは2007年のお正月。当時はF値だのISOだのまだ理解しておらず、3ヶ月ぐらいは完全にカメラ任せの撮影だった。祖父が亡くなったとき、通夜や火葬などの調整で1週間ほど実家に滞在した。そのときに一眼レフも持ち帰ったんだけど、持て余した時間に自分で設定を変えながら写真を撮りまくり、「望遠の最短焦点距離で撮れば、F5.6でもよくボケる」とか、そういったことを自分で見つけていった。これって研究みたいなもんだよね? この経験がなければ、写真に深く足を踏み入れることもなかったかもしれない。

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 その経験から10年以上経った。F値やシャッタースピード、ISOがどう写真に関係しているかは、もうわかったつもりになっている。「理解している」と奢った意識は排除した方がよいかな。と思った。自由研究を始めるのが、今かもしれない。

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