はせる

は・せる、馳せる

ウィークエンド・ミュージアム

 10月29日、コインロッカーの使用が制限される前のウィークエンド、両親上京、2日目。雨。国立科学博物館へ。

 引き続き雨の上野。


 まだ完全に紅葉しきっていない銀杏の葉も落ちる。夜は風が強かったが日中はそれほどでもなく、気温もあまり低くはない。雨脚は強くも嫌な降り方ではなかった。
 上野の森美術館の怖い絵展はこんな日でも盛況で、若冲展並みに行列が伸びていた。


 怖い絵展の行列を横目に、この日は雨宿りがてら国立科学博物館の常設展を廻る。

 現代人。このポーズはピースのつもりらしい。

 日本館の造りは荘厳で素晴らしい。来る度にステンドグラスやこの天井を少しの間ぼーっと眺める。

 こちらは地球館3階。特別展もいいけど、常設展は折に触れて見に来たくなる、とてもいいものだと思う。

 そういえば地球館の方では「親と子のたんけんひろば コンパス」という子ども向けのアクティビティ的な展示がオープンしていて、この日はそもそも利用を考えていなかったのでスルーしてしまった。中を覗くと結構楽しそうな雰囲気だったので、今度機会を見て利用したい。入室整理券が必要とのこと。土日祝日は混雑、ってまあそうだろうなぁ……

www.kahaku.go.jp

 お昼を廻って人も増えてきたので、僕らは博物館を後にした。


 この日の昼食はバンブーガーデンの土古里でした。低温調理のレバーが最高。そしてうちの息子は店員の韓国人の女性に女の子だと思われていた。どの店員さんもとても感じがよく、また来ようと思えるお店でした。

tabelog.com

 しかし、韓国人女性の片言の日本語は、欧米人女性のそれよりも可愛く感じるのは僕だけだろうか。

 この構図はそういえばソール・ライター的な視点なのだった。ソールフォト!

 両親を見送って、ウィークエンド終了。今回は両日共に雨だったこともあってか、両親を見送るときに申し訳ないような、寂しいような感情が湧き起こった。普段は見送りの時にここまで気持ちが揺れることはなかったのに。

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