はせる

は・せる、馳せる

あてのない世界線よりも

 9月14日、15日の帰り道スナップ。意味のあるようでないような独り言。パラレルワールドという意味で用いるなら「多世界解釈」という言葉の方が好きだし馴染みもあると思う。

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 電車待ちのスタイルはそれぞれ。特定の乗車位置で待つ人、ベンチに座る人、なにかにもたれる人……僕はお気に入りの乗車位置(他の人がそうであるように、乗り換えが楽な乗車位置とニアリーイコール)はあるけど、写真が撮りたい僕は駅のホームをよく歩く。


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 秋葉原駅。

 快速でそそくさと帰るときと、各駅停車でゆっくり帰るときがある。乗り換えのポイントが神田駅と秋葉原駅とで変わるので、本屋やヨドバシに寄りたいときなどは各駅停車に乗り込むことが多い(どちらにしろ御茶ノ水駅で相互に乗り換えできるんだけど)。
 本屋もヨドバシカメラにある有隣堂か、秋葉原駅構内にあるBOOK EXPRESSか、駅直結のアトレにある三省堂書店と選択肢がある。雑誌の新刊チェック程度であればBOOK EXPRESSで済ますことが多いが、小説や実用書などの探し物は有隣堂に行く。三省堂書店にはほとんど行かない。


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 ブレた写真にどんな意味があるか考えたことがあるかい。

 なんだか目に見えたことだけがすべてではないと思えるんだ。


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 僕らは「世界線」を行き来したり感知したりすることはできないけど、世界にはたくさんの「交差点」がある。行き先、会話、踏み出す足など、すべての行動が世界線を分岐するポイントだと考えればいい。つまり、今僕が彼女の後ろを歩いているのは、僕と彼女との「交差点」へと向かっているのだ。と解釈できる。
 そんなことを思いながら僕は彼女との距離を詰め、そのまま追い越した。

 そう、僕らはこの世界で選択することができる。


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 僕はそっと、回転ボタンをクリックした。横位置にしたかった。


© 2012-2017 Daisuke YAMAMOTO