はせる

は・せる、馳せる

雨に抵抗する

 「突然」というのは思考力を低下させる。

 今日は通勤中に、会社最寄り駅を降りたら雨が降っていた。この時間に降ることは全く想定していなかった。それでも折りたたみ傘は持っていたので、会社までは大丈夫だろうと高をくくるも、程なくして本降りへ。大粒の雨が叩きつけるように降ってきて、すぐにズボンまで濡れ始めた。カバンは一応「ウォーターレジスト」を謳うものではあるけど、抵抗したって敵わないことはある。気がかりなのは中に入っている手帳や本だ。濡れたら困る。波打った手帳や本は、それ以降の使用意欲に影響が出るのでなんとしても避けたい。傘の角度を変えて、カバンに雨が当たるのをできるだけ防ごうとしてみると、今度は体に雨が当たる。どうしたら……

 と、そんなことを悶々と考えるのをやめ、途中で雨宿りできるスペースに入り込み、このカバンに付属しているレインカバーを取り付ける。降り始めの段階で雨雲のレベルを確認していれば、もっと早い対処ができたのでは……と思った。

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