ほぼ日手帳を使っている方はどのぐらいいるのだろう。長年ベストセラー商品として挙げられているから相当なもんだろうか。
ちなみにこの記事は「お題「手帳」」として書いている。
僕は10年弱ぐらいほぼ日手帳を使っていて、スケジュール帳としてはもちろんなんだけど、1日1ページなので日記帳のような使い方が主で、その日あったこと、やったこと、考えたこと、気になった言葉、誰と会ったか。などなどを書き残していた。さらには手帳であるところの機能も当然しっかりしているので、それらの機能を持ち歩くことが「備えあれば憂いなし男子」の心の支えでもあった。
近年になると惰性的にほぼ日手帳を購入するようになってしまった。時間的・意識的な問題によりいつの間にか記入しなくなってしまったので、今はリハビリとしてRHODIAのウェブノートA5サイズにメモをするように心掛けているところ。ほぼ日手帳については少なくとも来年分は購入を見送るべきかなと考えたので、普通のメモ帳とスマートフォンアプリの組合せで「手帳機能」のない憂いを補うことがができるかを検討してみる。
あると嬉しい機能
週番号
このブログの「週報」で使っている週番号。この用語を知ったのもほぼ日手帳だった。週番号はiOSの標準カレンダーを含めて対応しているアプリが多いけど、僕が使っているのは下記。
UIデザインが気に入って長く使っている。ただ、週番号については修正してもらいたいところあり。(編集2019/08/19)アップデートが暫くされていないので、アプリを乗り換えた。
機能、デザインのバランスがよい。アトロクのカレンダーも表示しているため、リスト表示モードをデフォルトとして使用している。
月齢
なんだかんだ、あると気にしてしまう。「もう少しで満月」「今日は新月」とか「月の呼び名」のことなどを思いながら、帰り道に空を見上げるのは楽しい。
このアプリでは日の出・日の入り時間も確認できるので、マジックアワーの把握にも役に立つ。いっそのことこのアプリに週番号も表示されてしまえば楽なのに。と思っている。
日々の言葉
ページの下にちょっとした読み物として添えられている短文。ほぼ日に掲載されたインタビューや対談から抜粋された文章で、これがそのとき欲していたような内容であるともう何回でも読み返したりする。
これについては手帳に掲載されているものがほぼ日のTwitterアカウントで毎朝9時頃に呟かれているので、これでいいじゃん。
さらにこれだけで満足できなければ、Tumblrで流れてくるテキストを流し読みすることでバリエーションが増える。しかし中毒性が強いところが難点。
このアプリではテキスト投稿を絞って閲覧できるので、流し読みすることができる。
巻末の資料
時々非常に有用になる(年齢早見表とか)。これら全部の代替をアプリで、と考えると難しいだろう。と思ったら、
ズバリそのもののアプリがあった。おぅふ。しかし、インストールはしてあるけど日の目を見ることがあるかどうか……
結局
今回紹介したコンテンツを含む「手帳」の、今日以外の日を紙でパラパラとめくる怠惰な時間が好きだったんだけどなあ。と、ここでほぼ日手帳の魅力を再確認している自分がいた。
特に巻末の資料なんかは、使わないときにもなんとなく捲って目を通したりするのが楽しいのだし、アプリではそういう「偶然目に留まる」という感じにはならないだろう。
じゃあ来年も使うのかって? いいや、あえて距離を置いてみることも必要なのかもしれない。問題はどうやって「手帳を開いてその日を思い返す時間」だったり「なんでもないけど手帳を眺める時間」を作るかというところなので、その解答が得られればまたほぼ日手帳を使っているだろう。もしかしたら次回はカズンかもしれないしね。
ほぼ日手帳 2019 手帳本体 カズン A5 2019年1月はじまり 月曜はじまり 1日1ページ
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: オフィス用品