先週末、上野の森美術館で開かれていた「種田陽平による三谷幸喜映画の世界観展」に嫁と行ってきた。
正直俺自身、三谷幸喜映画というと「ラジオの時間」でストップしていたのだが、先日テレビで放映された「ステキな金縛り」がいいなぁ…とか思ってしまった。且つ、嫁が結構な三谷映画のファンだったので色々と話を聞いているうちに上野の森美術館でセットを作っている種田陽平さんの展覧会が行われていて、さらに最終日ということで行ってみた次第である。
今回の展示では三谷映画だけでなく、「キル・ビル」、「セデック・バレ」や、キアヌ・リーブス監督・出演映画「Man of Tai Chi」などについてもパネルで紹介されていた。もちろん最新作の「清須会議」についてもたっぷりと紹介されていた。国内だけでなく海外でも高く評価される美術監督。美術の仕事を「年中文化祭をしている」と例えていたのが印象に残っている。
どでかい倉庫のようなところに街の一部を作り上げたり、山を切り開いて村を作り出したり、さらに古びた寺院も建ててしまう仕事というのは想像を超える。
もともと建築物に興味があるので、意外に楽しめた展示であった。