改札前のお見送り。
連休中に上京してきていた義妹と甥っ子を、6日夕方に上野駅新幹線改札まで見送りに行った。義母や妻、そして息子はいつも通り新幹線ホームまで見送りに行く。私は改札前で別れの言葉を伝え、近くにあるベンチで待機する。
もちろん、義妹の大きな荷物をホームまで運んでいくことが、私の立場としては自然なのかもしれない。けれども、新幹線のホームまで見送りに行くのは、どうにも気が引けるのだ。家族がお見送りに行くことを引き留めたりはしないけれど、私は改札前でお別れをする。
振り返ってみれば、私の両親も同じように改札までの見送りだった。改札前で必要なことを伝え合い、中へは入ってこない。両親が上京してきたときも、ホームまで見送りに行こうとする義母を止めていた。改札が「境界」のように感じられてくる。あちら側に足を踏み入れることで、気持ちも少しずつ、旅の方向へと切り替わっていくような。そういう雰囲気を感じ取っていた。ひとりで長距離移動ができる年頃になってから取得した、作法のようなもの。
改札をひとりで通ると、「ここを離れる」という感覚がじわじわと広がっていく。あるいは、窓の外に見慣れた景色が戻ってきて、「帰ってきた」という実感が体に馴染んでいく。窓越しに手を振られるよりも、静かにゆっくりと気持ちが切り替わっていく気がする。出発する、到着する、その直前の時間は、自分の気持ちに集中する時間なのではないか。
私にとってそのちょっとした時間が、長距離移動の中にある静かな儀式になっているのだと思う。
「長距離移動が感傷に与える影響について」は、7年前 に祖母のお見舞いに行った*1ときに、ふと考えたものだった。
2025W19
2025W19 (2025-05-05 / 2025-05-11)
今週のうたかた
5日 月曜日(2025-125) こどもの日
おさむらいさんになろう@夢の島熱帯植物館
以前も参加した、相州雅屋の方々によるチャンバラ遊びの体験に参加。「危ないから普段はちゃんと大人の人に見てもらいながらやるんだよー」という感じ。今回は当たって泣いてしまった子がいた。
イベント終わって夢の島熱帯植物館内へ。
特徴的な鳴き声だったので気になって目をこらすと、枝の上にやや大きい鳥が。妻のコンデジはズームが利くので撮ってもらうと、画像検索で百舌ではないかと。
6日 火曜日(2025-126) 振替休日(みどりの日)
ハチラボ
イベントに参加する妻と息子について行く。付き添いはひとりまでだったので、私はピタゴラスの定理のパズルをずっとやっていた。
義妹に持たせる手土産はないか。と少し渋谷を検索。合流の時間もあって繁華街の方には行けないので、ハチラボに近いお店を探すもめぼしいものがなく。渋谷サクラステージに入っているスクウェア・エニックスのお店でスライムとチョコボを撮影。
見送りで上野駅まで
私は新幹線改札まででお別れ。傘などを預かりベンチで待つ。
7日 水曜日(2025-127)
ゴールデンウィーク中までで閉店したり休業に入ったりするお店がいくつか。
8日 木曜日(2025-128)
9日 金曜日(2025-129)
10日 土曜日(2025-130)
みなと科学館
妻と息子についてみなと科学館へ。私はイベントに参加せず、展示を見て回ったあとベンチで読書。
SusHi Tech Tokyo 2025
www.sushi-tech-tokyo.metro.tokyo.lg.jp
SusHi Techはパブリックデーだからなのか子ども向けの展示をしているブースも結構あるので楽しい。待ち行列の時間はそれなりにあった。
渋谷駅の溶けたプラ板みたいな屋根が気になる。場所的にはペデストリアンデッキの屋根なのかな?
EVカートを待っている間、妻と息子から「ロボットに乗れるじゃんけん大会に参加している」というLINEが入っていた。
展示を見て回ったり、JAXA大西宇宙飛行士とのリアルタイム交信イベントを見たり。そして閉場の時間まで。
11日 日曜日(2025-131)
元三島神社、例大祭
10日、11日が例大祭。前日は予定あり、且つ、町内会で子ども神輿と山車が出るのでこの日に参加。これでもか!、とお菓子をもらう。
図書館
例大祭の影響でコミュニティバスが迂回ルートになっており、いつものバス停から乗れないことに5分ほど経ってから気づく。都バスで行くか、と思って移動すると、横断歩道を待っている間に目の前を通り過ぎる。図書館に辿り着くとなんと休館日。仕方がないから返却ボックスに返すだけ。都バスの時刻表を見ると図書館から間に合わなそうなのでさっさと横断歩道を渡る。すると、すぐに乗ろうとしていた都バスに追い越される。散々な目に遭った。