はせる

は・せる、馳せる

2025-121 ぎゅうぎゅう

 2025年5月1日、木曜日。やや晴れ。雑節の八十八夜*1*2。誕生日。

 誕生日なんだよな。実家から荷物が届く、という通知がヤマト運輸のアプリから来ている。昼に母からもSMSあり。42歳になっても息子。

 昼休憩。ライフで買い出しして外濠公園へ。3人掛けのベンチとはいえ距離感的に2人で座りたいよな、というベンチに3人で座っている大学生ぐらいのグループ。左から女男男の順。ぎゅうぎゅうだなぁ、と思って、公園のさらに奥の方を見ると、おじさんも3人でぎゅうぎゅうになりながら座っていた。
 28日から読み始めた『水は海に向かって流れる』、最終巻まで読んだんだけれど、1巻をもう一度パラパラとめくる。私も母子家庭だったので*3、榊さんの立場が近い、と感じて、そういう姿勢で観ていたのが間違っていたのかもしれない。私は母子家庭という状況であったが、家庭環境に不満はなく、物心つく前からいない人のことは知らんかった。で、「私はこうだったよ」という経験がある分、フィルタというか壁というか、彼らの考えや行動に私との距離を感じてしまっている、ような気がする。ただ、「時間が止まった時計」のようなメタファーで表される「子ども時代の忘れ物」をときどき感じることは、わかる。

 帰って、ジャイアンツの延長12回サヨナラを見届け、家事諸々済ませ、再びテレビに戻る。『アメトーーク!』で『こんなにいたぞ!宮崎県出身芸人』をちょっと見る。久保田の人の良さが少し垣間見えてなんか嬉しい。続けて、YouTubeでTBSが配信している『GAME × GAME』*4TVerで今週の『勝手にテレ東批評』(ゲスト:福留光帆)、を見て就寝。

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