はせる

は・せる、馳せる

花鳥風月 (2025W12)

 春分の日は気分が落ちていた。

2025W12 (2025-03-17 / 2025-03-23)

 季節の変わり目などにはこういうタイミングがあるんだけど、まあでも、そんなに頻繁な方ではないと思う。

 気分が落ちるときのことを考える。そのときの状況を振り返るに、いくつかのパターンが見えてくる。気候や不摂生によって体調が下降気味のとき。選択した行為が、あとになって「正しくなかったのでは・失敗だったのでは」と思えてきたとき。「時間がない・お金がない」という実感が過剰に強くなってきたとき(年度末・給料日前)。体調も普段の生活態度から、と考えれば、基本的に自分次第である。自分の行動を振り返り、よく内省するタイプではあるけど、その内省が悪い方向へ向かっていく、ということがある。内へ内へと向かうスパイラルから戻れなくなったり、足を取られて抜け出せなくなったりする。そのスパイラルがどうしようもなくなると、最終的には爆縮するだろう。ぺしゃんこ。

 そういうときどうする? と考えると、ずっと前にTumblrで流れてきたテキストを思い出す。それは、保健師さんの発言として『気分転換の方法を4つ持っておけば、精神状態はだいたい安定する』みたいな内容*1で、まあ真偽は定かではないけれどもコストはかからないし、挙げるだけならやっておいてもいいかな、と思ったんだった。一緒に残していたメモを見てみると結局4つも挙げられず、「写真撮影のゾーンに入る」と「大袋のお菓子を一気に全部食べる」の2つだけ書いてあった。写真はもう20年近い趣味として私を支えてくれているし、大袋のお菓子一気食いも気分がスッとするので今でもたまにやっている。
 この週にXでたまたま見かけた『養老孟司の本にうつ病患者の日記には花鳥風月が出てこないというのを読んで、因果関係が逆だとしても花鳥風月を意識してみたら病みにくくなるのでは?と思った(要約)』*2というポストを読んで、内側へ集中していく意識には、意図的に外側へ関心を向けることで対抗することができるんだろう、と思った。

 私にとって「写真を撮ること」は、自分の内面と対話する「創作」であり、自分の身の回りを認識する「視覚」でもある。写真は「内面のメタファー」を写し込むことができるけれども、基本として「外を向いてする行為」だと思う。だから、花鳥風月や季節を気にしながら写真を撮ることが、外へ関心を向ける力になっていく。これは、写真を撮ることが内へ向かう意識をエネルギーにして、外へ向く力に変換していると考えてもいいのかもしれない。
 私にとっての写真は「言語化の先送り*3」でもあるわけで、なんとなく認識していたものの、私は写真にかなり依存していることがわかる。私が写真を趣味に選び取ったことになにか意味があるのではないか……と変な自意識が芽ばえそうになってしまった。

 ただ、写真ですら「なんか今日は気持ちよく撮れないな」ということもあり、そういうときは大袋のお菓子を買って帰るしかない。


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2025W12

2025W12 (2025-03-17 / 2025-03-23)

今週のうたかた

17日 月曜日(2025-076)

blog.ymmtdisk.jp

秋葉原駅中央・総武線ホーム

18日 火曜日(2025-077)

blog.ymmtdisk.jp

猫を目で追う
この景色がなんか好き

19日 水曜日(2025-078)

blog.ymmtdisk.jp

子ども(っぽい人)がいた形跡

 昼過ぎには止んで、15時ぐらいには天気が回復。


 帰り道でポッドキャスト収録。

上野駅で下車、上野公園内を突っ切る
トーハク、黒門

20日 木曜日(2025-079)春分の日

blog.ymmtdisk.jp

うちのワンコ

21日 金曜日(2025-080)

blog.ymmtdisk.jp

細い道
ねこジャンプ
五分咲き、と判断

22日 土曜日(2025-081)

 晴れ。下弦の月*4

国立国会図書館

 利用者登録をしに国立国会図書館へ。東京駅で乗り換え、丸ノ内線国会議事堂前駅から徒歩。新館の受付で登録を済ませて、その場でメールアドレスの登録も完了、パスワードも強固に変更した*5。目的はデジタルコレクションを利用できるようにしておこう、というのがメインで、あとは現物のカードがほしかったことと観光。館内を探検して中庭やカフェなどを見て回り、ちょうどお昼だったので食堂で国会図書館カレーをいただいて退館。

国立国会図書館
Pause 1984 津田裕子

 帰りは国会議事堂をぐるっと回って桜田門方面へ。途中『相棒』で見かけるロケ地に出くわして写真を撮るなど。そのまま東京駅を経由して神田駅まで歩く。

聖地巡りみたいになった
街区表示板「永田町一丁目1」
桜田門から皇居外苑
東京駅釣り
竜閑さくら橋から首都高を見下ろす

23日 日曜日(2025-082)

 晴れ。金星が内合*6

サス活パーク@豊洲

www.tokyo-unite.jp

サス活パーク

 TOKYO UNITEが絡んでいる「スポーツ、食、アートなどをテーマにした体験型のサステナイベント」へ。会場はフットサルコートの「MIFA Football Park」と手ぶらバーベキューが楽しめる「WILD MAGIC」に跨がっている。
 WILD MAGICの方はマーケットやアートのブースが展開されていて、到着したときには廃材をつかった楽器でのコンサートが行われていた。奥までお店を見て回ったあと、MIFA Football Parkへ向かう。こちらではスポーツの体験会。サッカー、野球、エアバドミントン、玉入れ(?)など。ジャイアンツタウンスタジアム以来の再び小椋選手によるエアバドミントンの体験会に当選していたので、時間になると妻と息子はそちらへ。

穏やかな時間

 保護者付き添い1人のイベントにあぶれている間、荷物番をしながら『シテの花』を読み切って感想を書き出し。そもそも実際の能を通して観たことがないため、音の表現が拍子も音色も頭の中で再現できない、ということが起こる。なるほど、これは早めに能楽堂へ行くなりテレビ放送を見るなり、1回体験しておいた方がよさそうだ。有料の配信動画もあるようなんだけど、配信元サイトへのリンクは「動画が見つかりません」という結果を表示する。おや……

スズメと四つ葉のクローバー
ゆりかもめ

 豊洲公園で少し遊んでから移動、サイゼリヤで夕食を食べて帰宅。

今週の覚え書き

今週のはてな

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