はせる

は・せる、馳せる

2024-263 スニーカー

 2024年9月19日、木曜日。彼岸の入り。

 図書館でやたらめったら借り出すことは控えるようにしたので、『成瀬は天下を取りにいく』をすらすらと1週間で読み終えた後に読むものが控えていなかった。積ん読はもう長年秘蔵しているものしか取り揃えておらず、それはまあ今じゃあないかな……という感じなので、手持ちの本から再読している。
 『映像研には手を出すな!』や『ブルーピリオド』のように「創作すること」をテーマにしたものは何周読んでも、そのときの自分に重なったり刺さったり、自分を鼓舞してくれるような気がする。今持ち歩いているのは、クラフト・エヴィング商會の『クラウド・コレクター(手帖版)』。クラフト・エヴィング商會の著作はどれも不思議で、物語と思って読んでいると現実と繋がる部分もあったり、妙な気持ちになる。ブクログに真面目に感想を残したりする前に読んだものなので、改めて再読の感想を書くぞ、という思いもある。

 スニーカーは基本的に1足を履きつぶすまで履く。2足以上を使い回せば長持ちするよ、と妻も言うんだけど、なるほど、と理解しつつも自分の中に取り込めず、メインで履くものとたまに履くキレイめのもの(長距離歩くのは疲れる)とで毎日過ごしている。今のメインのスニーカーがもう3年ぐらい履いていてそろそろ……という感じになってきたので、少しずつ次のを探し始めている。

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