これは、元の日常なのか?
民主主義の根幹である選挙の期間中に、言論の自由が、命が、暴力によって奪われる、あってはならない事態が起きた。安倍晋三元総理、謹んでお悔やみ申し上げます。
しかし選挙は予定通り行われる。この事件に関連して、安倍元総理の功績振り返りや、各国からの弔辞が報道されていて、それを見た人々の投票先がどの程度動いたんだろうと考えると不安になる。
投票日当日は夕方頃に投票し、なんとなく投票済み証をもらってみた(初めて)。帰って20時から開票特番を眺める。やっぱりなんだかいつもと雰囲気が違う。
私は爆笑問題が好きだし、さらに推しの山崎怜奈もパネラーとして出演するとなれば、TBSテレビを選択するしかない。こういうところにも呼ばれるザキさんって、やっぱりすごいな。乃木坂卒業後はタレントとしてホラン千秋のような方面へ行ってもおかしくない、と思った*1。他のパネラー陣も、なんだか真面目な方のサンジャポファミリーを集めた感があって悪くなかった。
TBSラジオの方も、Sessionで馴染みのある荻上チキさんと南部さんに澤田記者、武田砂鉄さん、能條桃子さんもいるし、日比麻音子アナも出演するので気にはなっていたので、TBSテレビの第一部が終わると同時にTBSラジオの方に切り替えた。
やっぱり各党代表に投げかける質問のポイントが違うことを感じる。テレビでは経済・エネルギー中心、ラジオではジェンダーを初めとする人権中心の印象で、まあこれはMCやパネラーの関心・専門によるところも大きいんだろうけど、全然雰囲気が違っていたので驚いた(ラジオは途中から聞いているので、その所為もあるかも)。
先週末に借りてきた「講談社まんが学術文庫」シリーズのル・ボン『群集心理』を読了した。原著を解説する漫画ではなく、『群集心理』の基本だけ押さえて「フランス革命」をロベスピエールを軸にして回顧する、という内容だった。本来期待した方向とは違ったけど、「フランス革命」の一部を学び直す漫画として面白かった。原著は未読なので読んでみたいんだけど、『100分de名著 名著113 群集心理』のNHKテキストが手元にあるので、まずはそこからにする。
最後に、この漫画の冒頭に『「群集心理」の重要な性質』として挙げられている3項目を引用しておきたい。
- 群衆は衝動的で、動揺しやすく、興奮しやすい
- 群衆は暗示を受けやすく、物事を軽々しく信ずる
- 群衆は感情が誇張的で単純である
不安や不満が募ったときにこそ、耳心地のよいフレーズを喧伝する人物や団体は慎重に扱わなくちゃならん。いつの間にか自分も扇動される群衆の中のひとりになっているかもしれない。
2022W27
2022W27 (2022-07-04 / 2022-07-10)
今週のうたかた
4日、月曜日。
なんか景色が違う。と思ったらコンクリート塀が鉄柵になっていた。
5日、火曜日。
レンガの柱もなくなっていた。
6日、水曜日。
7日、木曜日。
8日、金曜日。
熊野前駅の階段。
安倍晋三元総理銃撃事件
速報が入ったのは午前11時30分頃。日本人として、やっぱり「銃で撃たれ」という見出しは衝撃が強い。ずっと動揺したまま、夕方に死亡のニュースを受けた。
9日、土曜日。図書館。
鶯谷駅開業110周年記念イベント。コンサートや制服を着ての撮影など。あと、南口駅前のNEW DAYSでは記念グッズも売っている。
10日、日曜日。尾久の原公園、参院選投開票日。
なかなか珍しいチョウトンボ。警戒心が強いんだけど、息子は飛んでいるチョウトンボを捕まえた。
今週の覚え書き
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