はせる

は・せる、馳せる

ストレスとダンス

 今日は、「忙殺」という状態から(一時的にであれ)ようやく脱したと思えるような時間の過ごし方をした。たぶん、また年末に向けて忙しくはなると思うけど、ひとつ目のピークを越えたことは間違いなさそう。

 日々上手く付き合っているストレスも、忙しいとなかなか減らすことができずにたまっていき、しかもそれは指数関数的に増加していくみたいな感覚もある。たまったストレスは、集中力を分断したり、粗野な態度に繋がったりするので、一人で過ごす時間を多めにとって解消する。映画やドラマを見たり、ラジオや音楽を聴いたり、本を読んだり、インターネットを流し見したり、そもそもなにもしなかったり。そのとき一番(忙殺の主犯である「人・物事」なんて差し置いてでも)やりたいと思えることならなんでもいい。やりたいことの消化とストレスの解消。

 家にある本をパラパラと捲っていて、「そういう時には大人はお酒を飲むのよ」という台詞を思い出した(村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』)。最近、第三のビールが翌日に残るような感覚を覚えはじめたので、私が一番体質的に合っていると感じるお酒が呑みたくなって、ラム酒(キャプテン・モルガン)を買って帰った。夜、眠る前に飲む。

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