はせる

は・せる、馳せる

EVERGLOWとITZYを愛でながら、Basement Jaxxにも想いを馳せる

 今年デビューのEVERGLOWとITZYがとてもよい。

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 画像はYouTube「ITZY "ICY" Dance Practice (Thank you MIDZY Ver.) - YouTube」のキャプチャ。この画像では、左から、リュジン、リア、ユナ、イェジ、チェリョン。めっかわ。


EVERGLOW

 EVERGLOW(エバーグロウ)、所属は宇宙少女(WJSN)が在籍するYUE HUA Entertainment(MVはStone Music Entertainmentからリリースされている模様。資本的な関係?)。「音楽与太話 2019年3月分」で紹介。

Bon Bon Chocolat

 ベース音をブイブイ言わせた曲で、オーディオ環境が整っていれば壁がビリビリ言うこと間違いなし。この曲でデビュー。

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 この曲は1 Million Dance Studioとコラボした動画もある。また、デビュー前にもPRODUCE 48の「Rumor」をダンスカバーした動画がアップロードされており、ダンスにも注力していると考えられる。
 また、8月19日にカムバックすることが発表されていて、新曲も楽しみ。

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ITZY

 ITZY(イッジ)と読む。所属はTWICEが在籍するJYP Entertainment。ITZYについては「音楽与太話 2019年2月分」で「DALLA DALLA」、「音楽与太話 2019年7月分」で「ICY」に触れている。

DALLA DALLA

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ICY

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音楽的多様性の先へ進め

 K-POPの(というか、ポップカルチャーやクラブシーンを牽引する)楽曲が、様々な音楽的要素を取り入れるようになっていて面白い。ラップは既にボーカルの一部としてほとんどのグループで取り入れられているわけで、今後は最新の要素はもちろん、ワールドミュージックやトライバルなど、様々な既存ジャンルへも広がっていくんじゃなかろうか。最近では、Red Velvetの「Zimzalabim」が顕著だったし。

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 その印象の具体化として、私の中ではBasement Jaxxに重なっているようだ。彼らはラテンやサンバ、ソウルやファンク、ハウスなどがミックスされ、どのジャンルと言い切れないような曲が多い。今回の3曲から類似ポイントを挙げると、ベースの強いフレーズ、パーカッションやサンプリングボイスの印象的な使用、音の厚みの持たせ方・抜き方、など……ああ、なんかいいねぇ。
 私の感じたところでは、2003年のアルバム「Kish Kash」に収録されている「Right Here's The Spot」が要素的に近い。また、日本語版でチームしゃちほこ(現TEAM SHACHI)をフィーチャーした、2015年リリースの「Back 2 The Wild」もよい。

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 当然EVERGLOWとITZYの楽曲制作陣はBasement Jaxxを目指したのではないだろうけど、音楽の流行が移り変わる中で、Basement Jaxxが表現していたところを巡り巡って、さらにその先へ進もうとしているんだと思う。
 私にとってBasement Jaxxは唯一無二のリズム感を持っているアーティストなので、EVERGLOWやITZYの登場には、正直驚かされている。拍手!なのだ。「もっとやれ!」と言いたいんだ!

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