はせる

は・せる、馳せる

2023-318 かしわ

 2023年11月14日、火曜日。晴れ。天王星が衝*1

 仕事がいわゆる山場、しかもパラレルで進んでおり、せっせと働き、せっせと打ち合わせに出る。

 お昼ははなまるうどん。かしわ天がダブルで計上されており払い戻し。かしわ天、好き。から揚げも好きだけど、から揚げよりもジューシーさがある気がする。
 ベンチに移動して文學界10月号を開く。若林さんと國分功一郎さんの対談、1回読み終わっているけど、咀嚼しながらゆっくり読む。「資本主義の大いなる流れ」への抵抗。あわい、橋掛り、スコレー。


伊集院光 深夜の馬鹿力▼櫻坂46の「さ」。大園玲、上村莉菜、守屋麗奈。▼ダレハナ。ゲストは脱・税理士スガワラくん。▼Ado ANN▼Session。特集は「国立科学博物館の館長と考える文化行政の課題」。▼こっち側の集い。役者はつらいよSP、ひな壇回。白洲迅さん、大原優乃さん、戸塚純貴さん、野呂佳代さんは初出演。常連組は島崎遥香さん、野間口徹さん、副島淳さん、金澤美穂さん。黒おしゃれジャージに白ブランドスニーカー。白洲迅さん、めっちゃ好感でした。

2023-317 新月

 2023年11月13日、月曜日。晴れ。新月

 自分が本にまとめたいものを考える。私のブログって、ほら、こういう感じだから、本にまとめようとするときに「これではないのでは」と、私は思っていて、だから、日記の部分ではなくて、「記憶の書架」シリーズをもっと書いて、それを本にまとめる、ということを妄想している。20年近く写真を撮り続けている利点も活かせるというのもポイント。

 ハライチ岩井さんが結婚された。最近のターンで独身を貫くつもりはない(ニュアンス)みたいなことを言ってた記憶があるんで、なんかすごく腑に落ちた。今週のターンが楽しみ。


▼オードリーANN▼ダレハナ。ゲストはエリアンナさん。▼ザキオカ×スクランブル。ザキさんによる『いちばんすきな花』概要説明。▼田中みな実 あったかタイム。ゲストはホフディラン小宮山雄飛さん。▼堀江由衣×浅野真澄 #とれとれ。コーナーは「脈あるかも委員会」。それを脈ありと受けとるには無理がある。というのを浅野さんがバッサリ切るのが面白い。▼chelmico ANNP▼Session。特集は「イスラエル軍が侵攻〜ガザ地区の過去・現在・未来」。▼乃木坂工事中「ハロウィンパーティー完結編」と「どんくさダービー前半戦」。▼そこ曲がったら、櫻坂?『センス女王決定戦!前半』▼日向坂で会いましょう『第5回高瀬愛奈の“それは盛ってるで!”』山口陽世と山下葉留花。山口陽世は推しの一人なので出てくるエピソードにニヤニヤ。山下葉留花は出てくるエピソードよりも本人がいわゆる天然ですごい。

2023-316 WATERS

 2023年11月12日、日曜日。小雨、曇り。

 午後、WATERS竹芝でハゼ釣り教室。干潟に集合してプラスチックごみを集めて、釣り竿を借りて簡単なレクチャーを受ける。エサはゴカイだったので私が取り付けることに。私も昔はゴカイ苦手だったんだけどな……
 久しぶりにリールを扱ったけど、レバーが左側に付いていて回しづらい。右利きの人がレバーを左側に付けるのはフライフィッシングやルアーを繊細に動かしたい時だと思っていたけど、今は一般的に利き手でロッドを持つのだろうか。息子は青森で釣り堀に行った以来で、リールは初めて。扱いに四苦八苦していたけど、なんとか自力で1匹釣り上げた。後半には私も1匹釣り上げて釣果は2匹。スタッフや常連とみられる子どもの話を聞いていると、どうやらここでハゼ釣り大会もやっているらしい。
 終わりに、もう一度干潟に集合して、みんなが釣り上げたハゼについてレクチャーを受ける。手作りのハゼのお面を頭に付けた「ハゼうち」さん。今回は4種類のハゼが釣り上げられていた。

 イベントが終わって、WATERS竹芝にある珈琲館で小腹を満たす。私と息子はナポリタン、妻はハヤシライス。コーヒー2杯にキッズココアも頼むとまあまあな金額になったけど、味はすごくいい。
 ポートシティ竹芝のイルミネーションを眺めて帰る。

 直接スーパーに寄って、軽めの食事をしてお風呂に入り、寝かしつけでそのまま寝落ち。

2023-315 文学フリマ東京37

 2023年11月11日、土曜日。曇り。

 午前、「楽しんできてねー」と見送られて、まずは図書館へ。文学フリマには直接行くので新しく借り出す気持ちは抑えつつ、それでも『だいちょうことばめぐり』はもう少しパラパラとめくりたいので延長し、若林さんと国分功一郎さんの対談が掲載されている文學界が棚に残っていたので借りてしまった。これを携えたまま流通センターへ向かう。
 一連で、『乃木談』と『余計なことまで』を聞く。金村美玖もよく考えるタイプなのだな。

 「到着が開場直後ぐらいになりそうだなぁ」と思いながら、混んでるのを覚悟をして東京モノレールのホームに向かうと、漢検の時よりは混んでいなかった。サッと乗り、パッと着く。

文学フリマ東京37。みんな撮ってた。

 無料配布のpixiv小説のトートバッグを選び*1入場すると、会場の広さに驚いた。規模が大きくなったとは聞いていたけど、えぇ?第二会場もあるのよね?

 まずははてなブログブースへ。日記祭の時に対応していただいた編集部の方が憶えていてくださり、恐縮した。はてなブログの本にもちゃんと間に合った。これは帰りしなに考えたことだけど、ブースにいて対応していただいた方々はどなただったのだろう。恐らくフリーペーパーに登場する週刊はてなブログ編集部の方のどなたかなのだろうけど、こちらを認識してもらっていながら向こうを認識していないのが、なんか気持ち的にフェアでなく申し訳なくなってきた。個人用の名刺渡せばよかったな。まあ、週刊はてなブログを読んでるからいいか……いいのか?
 続いて、日記祭でお会いした方々を優先的に回って新刊などを購入して、リストアップしておいた出店者さんを回る。「ラジオドウラク by TBSラジオ」で、ようやく既刊の『高校演劇ZINE』を全巻手元に迎え入れられたのが嬉しかったし、お話は出来なかったけど澤田記者にお会いできたのも嬉しかった*2
 早く会場に到着するメリットは品切れがないことだけど、デメリットは様々な都合で出店者さんが到着していないケースがあること、かな。

 結局、リストアップしていた出店者さんを全部は回らなかった。回れなかった。お会いした方々、会場で楽しそうに会話する出店者さん・来場者さんを見て、その情熱に、その熱気に、もしくは単に人混みにやられたのかもしれない。いずれにせよ、歩き回りながら「私の書いた文章は、ブログという形で終わりなのかしら」という考えがぐるぐると頭の中を巡っていた。やっぱり1冊は作ってみるべきなのかもしれない。

 家に帰って14時過ぎ。お昼ご飯にケバブライスを食べながら、『問わず語りの神田伯山』を聴く。弟子たちの行動・言動をネタに、どんどん熱がこもってドライブしていく様子に、笑い屋シゲフジさんと一緒に笑う。「武士じゃないです」。
 『うちの弁護士は手がかかる』第5話を見る。めざましテレビかなんかで「ムロさんの入院によりドラマ内でも入院する脚本に大幅に書き換えられた」みたいなことを言っていた。平手友梨奈かわいい。最終的に36協定を突くけど、そもそもブラックな勤務状況を資料としてそのまま出してくるところだぞ。と思った。
 次、『配信停止になった婚活ドキュメンタリー』の最新話を見る。ん、うーん……という感じになってきた。構造的にドラマパートからモキュメンタリーパートに潜る形になるんだけど、どうもドラマパート部分で醒めてしまう気がする。モキュメンタリーの考察は視聴者に丸投げしてしまった方が面白いと思うんだけど、この内容上はなくては成り立たないのでどうともできない。

 夢の島熱帯植物館から帰ってきた妻と息子を迎える。息子はそのまま、甥っ子が来ている祖父母宅へ。我々夫婦はスーパーへ買い出し。クレジットカード決済の不具合がアナウンスされる店内。現金で購入して、二人で食事。食後にお茶を飲みながらドラマの話をする。『いちばんすきな花』の純恋さんについて、妻は「本当に好きだったのは純恋さんの方だよね」という考察をしていた。本心で会話をしてくれない椿さんを探るように、「男友達」と会ったり破談になったあとにも用事をつけて会いに来たり。あー、なるほど。そうなってくると、『結婚しちゃわないで良かった。 一生椿くんの感情を奪うところだった』という台詞の深みも違ってくる。すごく切ない。

 息子とお風呂。子ども扱いをあまりしないからか、息子は達観したところがあり、文学フリマでのことを「反省点はあるけど楽しめた」みたいに話していたのを聞いていて、「反省点ってなに?」と聞いてきた。「いくつかあるけど、緊張して上手く話せなくて、短く切り上げちゃったこととかかな」と答えると、「待っている人もいたかもしれないし、いいんじゃないの」というリアクションが返ってきた。気持ちがちょっと救われる。息子は人生何周目?

 この日記を書きながら、今日一日を振り返りながら、夜更かし。文学フリマで受けてきた情熱、熱気の所為か、文字数が多め。

*1:原稿用紙を模したデザインだから……真っ白よりもクリーム色のイメージだな!と思って選んだら、個人的な観測としてクリーム色を見かけることが多くて「うんうん」と思った。

*2:「お会いした」というよりは「お見かけした」ぐらいだけど、「いないか」と思ってお会計でうつむいているうちにやってきていたようで、声を聞いてびっくりした。澤田記者の声って結構好きなのよね。

2023-314 味なエッセイ

 2023年11月10日、金曜日。曇り、雨。

 電車で目の前に立っていた人が、一緒に四ツ谷駅で降りて、会社の近くで再び見かける。
 自分のことを人の顔を憶えるのが苦手と思っている。1回会っただけではなかなか憶えられないけど、写真があれば刷り込むことはできるかもしれない。短期的な記憶としては、顔よりもカバンなどの持ち物で「あの人」と憶えるほうが早い。今回もカバンに巻き付けてあったスカーフで認識した。

 朝吹真理子さんのエッセイ集『だいちょうことばめぐり』を読み終えた。『Cream Tea』で登場した「紗季子さん」という名前に「もしかして?」と、なんだか天啓みたいなものが下って検索して見ると、フードエッセイストの平野紗季子さんで間違いなさそうだった。平野紗季子さんのポッドキャスト味な副音声』の過去回にゲスト出演していたので拝聴した。朝吹さんのエッセイにも書かれていた事柄にもポッドキャストで触れていて、「あ、そのことね」とエッセイに書かれていたその場にいたような気持ちになる。


▼ハライチのターン、アフタートークまで。うまい棒川柳のコーナー。澤部さんはライブ前の行動にも個室ビデオが入ってくる。岩井さんは害虫駆除の社長と久しぶりのパチンコの話。▼言って聞かせて。著者回。『直訳できない日本語』の著者で、同時通訳者の橋本美穂さん。▼味な副音声。朝吹真理子さんゲスト回。フードサイファー。例えばたけのこが『土から吸い上げた水の味がする』というようなことを言っていて、感性も言葉も美しくて好きだと思った。▼アトロク2 放課後ポッドキャスト #6。2時間半ぐらいあるけど、聞き流しながら本を読んだり作業をするのにちょうどよい。TBS社内のコンビニで、コーヒーに関連する一連の対応への不満を「ご注進」として熱を持って語る宇多丸さん。▼Session。特集は「女性初の南極観測隊長・原田尚美さんに聞く」。

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