お盆休み前半。
暑すぎたり台風が来たり、それでなにしてたっけな、なに考えてたっけな、と振り返ってもあまり浮かばなくなってしまった*1。そんなこんなで1週間経ってしまったので、頭の中のワークスペースからリリースする、脳内メモリを解放することにした。そんな週もある……と考える。
続きを読むなかなか鈍感にはなれない自分なので。
例えば、有料でも無料でもいい、ファミリー層向けのコンサートへ行ったとする。たいていホール内は飲食禁止、喉が渇いたらロビーで水分補給をお願いします、となっている。受付で言われることもあるし、時折ホール内のアナウンスでも言及される。もし受付で言われず、アナウンスもまだ耳に入らない段階で水分補給したくなったら、私なら「ここはどうなんだろうか?」と不安になり、念のためロビーへ行って飲むか、もう少し我慢してみたりするかも知れない。
で、このルールが守られていないのをよく目にするのである。ペットボトル飲料も水筒も、飲む飲む。子も飲めば、親も飲む。注意事項はもう忘れているのか。アナウンスは聞こえていないのか。もしくは確信犯なのか。
しかし、うーん、私が神経質なのかも知れない。なにかしらやむにやまれぬ理由があって、緊急的にボトルを仰いだ……ってことは、ない気がするなあ。私が見る限りでは。子どもをいろいろなところへ連れ出していれば、その肌感覚でなんとなく水分補給をご遠慮いただいていそうな場所ぐらい予想はできないものか。そう、私がこのことを伝えたいのは子どもにではない、保護者にである。
そして当然、直接の注意は憚られるのである。「なにこの人?」という空気には絶対なるだろう。さらに、やっぱり家族で来ていて他人から注意されたら、子どもは落ち込むだろうし、大人はムッとするものである。ヘタすればこちらに影響が及んでくるかも知れない。いちいち係員さんを呼んできて「この人です!」とやるわけにも行かぬ。飲む動作は一瞬なので、係員さんを捕まえて連れてくるまでに終わっている。だから、ただただその一瞬が係員さんに見つかることを祈るのみである。触らぬ神に祟りなし。
そんなこんなで、結局は自分の気持ちにどう折り合いを付けるか、という話になっていくんだなー。こっから先はいつも通りだ。
続きを読む映画を見ないで考えたこと。
この週の金曜日、フジテレビにて映画『東京リベンジャーズ』の放送があり、妻と息子は見ていた。私は、「不良×タイムリープもの」と理解した上でも、多対多のケンカや抗争に盛り上がりを持ってくるようなお話には興味が持てないので、緩やかに離脱して読書。
例えば『ナンバMG5』のような単独のヤンキーが活躍したり苦悩したりするお話であれば見られるんだけど、「不良の集団」「ヤンキーの集団」の行動やその中での関係性には昔から感情移入が全くできない状態になってしまう。
これについて、映画の音を聞きながら本を読みながら、考えるでなく考えていた。ヤンキーが嫌いか、なにか恨みがあるのか、ということは全くなくて*1、私は「集団」や「群集」に対して強い警戒心があるのかもしれない、という可能性に行き着いた。そう考えると、いろいろなことに整理がつくような気がしてきた。ここのところ読んだ・読んでいる本の内容が、なんか繋がってきた感覚。
これは『群衆心理』を読み終えた後に、また再考しようと思う。
*1:ヤンキー気質の人は嫌いではなく、むしろ好意的というか興味の対象なので。
映画『ザ・バニシング -消失-』を観たよ。静かに、淡々と、不安が募っていく。
画像は「映画『ザ・バニシング -消失-』《予告編》 - YouTube」のキャプチャ。
ネタバレありです。
続きを読む映画『牛首村』を観たよ。実在する心霊スポット「坪野鉱泉」と「牛首トンネル」を上手くストーリーに交えたホラー映画。
画像は「牛首村 本予告 - YouTube」のキャプチャ。
ネタバレありです。
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