はせる

は・せる、馳せる

隠れたテーマのエクスポーズ、写真を撮ることのエクスキューズ

 街を散策していると、建物の解体跡地に出くわすことがある。「あの建物のあった場所だ!」と思い出せればいいけれど、「なにがあった場所だっけ?」となることも多い。あなたの街にも、そんな場所があったと思う。

 そんな場所に出くわしたとき、解体中・解体後に関わらず、私は写真を撮るようにしている。それは「日常の記録」の一遍として。または「日常の記憶」の補助として。もしくは「日常の感傷」の反動として。写真って、そもそもそういう面もあるよね。

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