はせる

は・せる、馳せる

映画「バチカンで逢いましょう」を観たよ

 観たら明るく元気になれる映画……だと思ってたらそれだけではなかった。

バチカンで逢いましょう

 ドイツからカナダに移住して40年、夫と死に別れたマルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)。娘のマリー(アネット・フィラー)に家を売り払われ娘夫婦宅で暮らすことになるが、ゆくゆくは老人ホームへ…と示唆され、さらには楽しみにしていたローマ旅行もうやむやにされる。敬虔なクリスチャンである彼女にはどうしてもローマ法王に会って懺悔しなければならないことがあった。ある朝、娘夫婦には内緒でローマへと旅立つ。ローマではひょんなことから老詐欺師ロレンツォ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)と出会い、彼の甥のディノが経営するドイツ料理屋を手伝うことに……というお話。

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 ほっこりする映画。マルガレーテと娘、孫娘の三世代の女性がそれぞれの想いを抱えてローマで過ごす。そんな映画。ほっこりだけではなかったけど。良い。マリアンネ・ゼーゲブレヒトはバイタリティ溢れ、ジャンカルロ・ジャンニーニはかっこいい。
 あらすじを読んで「これはいいに決まってる」と思って嫁と観た。

 関係ない話だけど、嫁の指摘で気づいた、マリアンネ・ゼーゲブレヒトが嫁母に似ている(笑

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