はせる

は・せる、馳せる

今週映画これ見たよ 2014年9月その3

 今週観た映画を淡々と記録するよ。感想はFilmarksに書いたものを転載。

ノーカントリー

 80年代アメリカ西部。殺し屋アントン・シガー(ハビエル・バルデム)が警官を殺して逃走。一方、ベトナム帰還兵であるルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)は狩猟の最中、たまたま殺人現場に遭遇する。状況から麻薬取引がこじれての結果のようだった。取引に使われるはずだった大金をルウェリンが持ち帰り、シガーはギャングにその大金を取り戻すために雇われる。ルウェインは追っ手から逃れるために妻のカーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)を実家に帰し、自分はモーテルを転々とする。地元保安官のエドトム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は一連の事件を追いかけ始めるが……というお話。
 予告編はこちら。

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 3人の話しが絡み合うストーリー……というよりはエドトム・ベルのお話なのかな。そう解釈すると原題(NO COUNTRY FOR OLD MEN)にも納得できる。しかし、アントン・シガーというキャラクター、そしてそれを演じるハビエル・バルデムがすごい。それに尽きる。ルウェリンもただのおっさんではなく、彼自身の過去からサバイバル技術や行動は腑に落ちる。でもなぜ金に執着する必要が?
 終わり方が余韻を強く残す形でよい。

サウンド・オブ・サンダー

 近未来、タイムトラベルの技術が確立され、金持ちの道楽となっていた。タイムトラベルツアーには「所持品を放置しない」「なにかを持ち帰ってはならない」というルールがあり、これは未来を改変しないためのものだった。あるときツアーの最中トラブルがあり、その場はなんとか収拾をつけ現在に帰ってくるが、そのときを境に異変が起こる……というお話。
 予告編は日本語版ないみたい。オリジナルはこちら。

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 2005年公開。CGがすごい(棒)。原作は面白そうなんだけど(レイ・ブラッドベリ)、映像が付いてきてないかなぁ。「バタフライエフェクト」って言いたいんだってことは、まあわかる。

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