懲りずに夜の写真を。
阿佐ヶ谷駅前、横断歩道で立ち止まり、見上げる高架下。
明るいところから暗いところまでのグラデーションが美しいということに何度も心が動く。夜の写真が多いのは昼間は仕事をしているからという理由だけでなく、やっぱり夜が好きということで。
特にこの写真は撮った当時お気に入りで、写真を飾る習慣の無かった俺がプリントして部屋に飾っていたほど。
ちなみに、これは確か膝の上にハッセルを置いて撮る、いわゆる「ひざ三脚、ひざポッド」というやつで安定させて撮ったもので、露出はおそらくf/2.8の1/8秒。手持ちでなんとかならなくもないが、ローアングルで写真の上の空間を広めに取りたかったからという理由もあったと思う。...まあ、これは後付け理由だな。撮りながらこんな小難しいことは考えない。ファインダー見ながら気持ちの良い構図を探していて辿り着くものだよね。