はせる

は・せる、馳せる

「あの手口」をめぐる気づき

 このへんを読んだ。

 麻生さんに対しては首相時代から好感を抱いているものの、「あの手口学んだらどうかね」という発言は前後を読んでもなにを言いたいのか読み取れなかった。ただ、上記後者に書いてある下記の部分でいささか合点いった。

現代では敵対者にレッテルを貼るためのメタファーとして、アドルフ・ヒトラーやナチスという言葉は使われることが多い。だが、重要なのは、相手がヒトラー的かどうかレッテルを貼ったり、今生きている社会がワイマールやナチス支配時代的かどうか類推して絶望したりするのに使うのではなく、その当時に何が起きたのかを正しく知ることにこそあると思う。この時代の反省の上に現代社会は成り立っており、現代社会のわれわれが直面する問題を考える上で、少なくとも最悪の選択をしないための様々な示唆に満ちている。

 ハッとした。レッテルを貼ったままものを見ていたのは確かだ。ナチス支配時代に行われた出来事を指しての言葉ではなく憲法を変えるという方法について述べていると受け取れば、「あの手口を学んだらどうかね」というのは騒ぐようなポイントでないと考えられる。
 その上で全体を見てみると、単なるマスコミ批判の発言にも思えてくるなぁ...

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